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ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海東部で砲撃訓練を行なった

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『タス通信』より
2015年1月30日14時17分配信
【北方艦隊の軍艦「セヴェロモルスク」は地中海で砲撃を実施した】
ムルマンスク、1月30日/タス通信特派員イリヤ・ヴィノグラードフ

地中海ロシア海軍常設艦船グループの一員として行動している北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、水上及び空中の模擬目標に対する砲撃を実施した。
北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガが伝えたように、射撃は、仮想敵の水上及び空中戦力に対処する演習の枠組において実施された。

「演習には、グループの一員に含まれているバルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと支援船も関与しました」
セルガ
は伝えた。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」の艦上から統制された演習中に及び支援船の乗組員は一連の航行及び隊列再編の合同訓練、更には、水上及び空中の模擬目標に対する戦闘砲射撃を実施した。
船員は、対艦ミサイルを回避する為、電子戦複合体による妨害へ取り組んだ。
更には、航行中の艦内でのダメージコントロール演習も実施された。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」の遠距離航海は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を出た2014年11月20日に始まった。
航海中に船員は10500海里以上を航行し、この距離の一部は嵐の海という条件下だった。
サラーラ港(オマーン)への業務寄港を行ない、艦の物資を補充した。


[大型対潜艦セヴェロモルスク遠距離航海(2014年11月-]

大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊艦船支隊は2014年11月20日にセヴェロモルスクを出航し、12月5日に地中海へ入り、12月23日にはスエズ運河を通過して紅海へ入りました。

その後、オマーンサラーラ港へ寄港し、サラーラ港を出航後、日本海上自衛隊護衛艦「はるさめ」と会合しました。

「はるさめ」との会合を終えた後、アラビア海から紅海へ向かうパナマの貨物船を護衛し、紅海へ向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは紅海で就役記念日を迎える]

2015年1月27日未明にスエズ運河を通過して地中海へ入り、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日設立)へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海へ入った]

そして1月30日に地中海東部で砲撃訓練を実施しました。

北方艦隊広報部発表によると、この訓練には、バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」も参加したとの事です。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥースへの寄港を終えた]
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大型対潜艦「セヴェロモルスク」警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」も、AK-100 100mm単装砲を搭載しています。
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