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ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスペインのセウタ港へ向かった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月3日15時28分配信
【ロシア連邦海軍の軍艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はスペインのセウタ港へ向かう】
モスクワ、2月3日-ロシア通信社ノーボスチ

バルト艦隊警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、アフリカ沿岸スペインセウタ港へ針路を取った。
火曜日、バルト艦隊広報サービス部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐は発表した。

1月末、「ヤロスラフ・ムードルイ」は、ロシア海軍常設艦船グループの一員である北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」及び支援船と、地中海で合同演習を実施した。
その最中に、水上及び空中の模擬目標への戦闘砲射撃が実施された。

「本日、バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイと給油船コラは地中海の指定ポイントで合流し、アフリカ沿岸のスペインの飛び地であるセウタ港へ針路を取りました」
マトヴェーエフ
は伝えた。

彼は、セウタ港への移動中に警備艦の電波機器班及びロケット-砲戦闘班の要員が、電波位置特定複合体の支援による海洋目標の探知と、仮想撃破の課題に取り組むと付け加えた。

警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2014年8月9日にバルト艦隊主要海軍基地バルチースク市から出航した。
航海中に同艦は22000海里以上を航行し、スペインセウタ港マルタヴァレッタ港パキスタンカラチ港インドネシアジャカルタ港マレーシアペナン港スリランカのコロンボ港オマーンサラーラ港を訪問した。

艦の航海の主要任務の1つは、世界の大洋における聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、更には、ロシア連邦の海洋船舶航行及びその他の海洋経済活動の安全保障にある。


[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-)]

2014年8月9日にバルチースクを出港した警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(賢公ヤロスラフ)は、地中海を経由してアデン湾へ行き、海賊対処任務遂行後、パキスタン、スリランカ、インドネシア、マレーシアを訪問しました。

11月24日には再びスリランカを訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスリランカのコロンボへ入港した]

11月28日にコロンボを出航し、今度はオマーンへ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスリランカを去り、オマーンへ向かった]

12月5日、オマーンサラーラ港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はオマーンを訪れた]

12月8日、サラーラ港を出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"は地中海へ向かった]

12月18日、スエズ運河へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスエズ運河を通過して地中海へ入った]

その後、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)に加わりました。

12月29日、地中海東部キプロス島リマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]

12月30日にはリマソールを出港し、「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部で新年(2015年)を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で新年を迎えた]

その後の動向は公表されていませんでしたが、2015年1月下旬には、シリアタルトゥースへ寄港していた事が明らかにされました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥースへの寄港を終えた]

タルトゥースを出た後、北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」と合同で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海東部で砲撃訓練を行なった]

その後、「セヴェロモルスク」と別れ、同じく地中海に居たバルト艦隊給油船「コラ」と合流し、地中海西端のスペインセウタ港へ向かいました。
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おそらくは、セウタへ寄港した後、地中海を去り、帰路へ就くのでしょう。
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