ヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは2015年3月19日に起工される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月6日18時08分配信
【ロシア連邦国防省:第5のプロジェクト「ヤーセン」原子力潜水艦は「セヴマシュ」で3月19日に起工される】
モスクワ、2月6日-ロシア通信社ノーボスチ
プロジェクト885「ヤーセン」原子力潜水艦「アルハンゲリスク」は、セヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で3月19日に起工される。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチは、ロシア連邦防衛省の高位の代理人より伝えられた。
「第5のヤーセンは3月19日に起工され、アルハンゲリスクと命名されます」
対談者は話した。
「セヴェロドヴィンスク」と命名されたプロジェクト885「ヤーセン」のトップ潜水艦は2014年にロシア海軍の戦闘編制へ加入した。
原子力潜水艦「アルハンゲリスク」は、合計で8隻の建造が計画されている同プロジェクト潜水艦シリーズの5隻目の潜水艦となる。
多目的原子力潜水艦「ヤーセン」は、音響フィールドの水準が低下した第4世代艦である。
それは、地上、水上、水中の物体を破壊する為に意図されている。
これらの潜水艦の兵装には、超音速有翼ミサイルと汎用深海誘導魚雷が在る。
「ヤーセン」の排水量は13800トン、深度600メートルまでの潜航と31ノットの水中速力の発揮を可能とする。
潜水艦の兵装には、海上目標、そして距離1500kmの地上目標を撃破できる有翼ミサイル「カリブル」と、「オーニクス」が在る。
『タス通信』より
2015年2月6日14時26分配信
【防衛産業企業体:第5の原子力潜水艦「ヤーセン-M」型は3月19日に起工される】
こちらでは、「ロシア防衛産業企業体の情報提供者」の談話として報じられていますが、同一の情報です。


[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
プロジェクト885「ヤーセン」級1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水、2013年12月30日に竣工、2014年6月17日に就役し、北方艦隊の第11対空母原潜師団へ編入されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
「ヤーセン」級2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mとなり、2009年7月24日に起工されました。
[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった]
[改ヤーセン級多用途原潜カザンは2017年にロシア海軍へ引き渡される]
「ヤーセン」級3番艦(改「ヤーセン」級としては2隻目)「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工されました。

[ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された]
「ヤーセン」級4番艦(改「ヤーセン」級としては3隻目)「クラスノヤルスク」は、2014年7月27日に起工されました。

[多用途原潜ヤーセン級4番艦クラスノヤルスク(と戦略原潜ボレイ級5番艦)はロシア海軍の日に起工された]
そして、「ヤーセン」級5番艦(改「ヤーセン」級としては4隻目)の「アルハンゲリスク」は、2015年3月19日(ロシア海軍の潜水艦乗組員の日)に起工されます。
「ヤーセン」級は、2020年までに7-8隻が建造される予定となっております。
現在、ロシア海軍には、プロジェクト941重戦略用途水中巡洋艦(タイフーン級戦略原潜)TK-17「アルハンゲリスク」が居ますが、予備役に編入されており、稼働状態に在りません。


[タイフーン型原潜「アルハンゲリスク」はセヴェロドヴィンスクに回航された]
「アルハンゲリスク」は除籍、解体が決定しております。
[タイフーン級戦略原潜セヴェルスターリとアルハンゲリスクは除籍、解体される]
その名前が新たに建造される多用途原潜に受け継がれることになりました。
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