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ロシア海軍航空隊への艦上戦闘機MiG-29Kの補充は2015年に完了する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年2月9日23時14分配信
【ロシアの航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は艦上戦闘機MiG-29Kの補充を終える】

2015年、ロシア海軍航空隊は、2013年から始まった艦上戦闘機MiG-29K航空群の補充を完了する。

海軍は合計して20機以上の航空機MiG-29Kを受け取る。
これは、ロシア航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の能力を著しく増加させ、現在、修理及び近代化を行ない編制に留まる戦闘機Su-33と合わせ、航空団戦闘機は38-40機に増強される。
『Lenta.ru』は、ロシア海軍広報サービスの談話を引用して報じた。

2015年に海軍へ補充されるのは、MiG-29Kだけでは無い。
「近代化計画によれば、私共には、Il-38をベースとした機上に新たな対潜複合体を有する航空機の海洋航空隊への受け入れ作業プログラムが在ります。
この作業は、海軍の対潜航空隊発展の為にの行なわれます」
ロシア海軍
海洋航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は伝えた。
航空機の更新が黒海艦隊で実施され、航空機Su-24のSu-30SMへの改編作業は継続されます。
改編は、将来、完全な量で実施されます」

彼は付け加えた。

「アドミラル・クズネツォフ」プロジェクト11435重航空巡洋艦であり、このクラスでロシア連邦海軍に在籍する唯一の艦である。
同艦は北方艦隊の一員であり、大型の水上目標の撃滅、敵の攻撃の可能性から海上連合部隊を保護する為に意図されている。
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[艦上戦闘機MiG-29K/KUB]
[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]

ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」搭載用の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの供給契約は、2012年2月29日に締結されました。
[ロシア国防省は艦上戦闘機MiG-29K/KUBの購入契約を締結した]

ロシア海軍への納入は2013年から開始される計画でした。
[ロシア海軍は2013年から艦上戦闘機MiG-29Kを受領する]

ロシア海軍向けのMiG-29KUB量産1号機は2013年10月下旬に初飛行しました。
[ロシア海軍の為の艦上戦闘機MiG-29KUB量産1号機は飛行試験を開始した]

2013年11月下旬、当初の計画通りに2機のMiG-29K(単座型)と2機のMiG-29KUB(複座型)ロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍は最初の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受領した]

そして2014年12月2日までに8機のMiG-29Kと2機のMiG-29KUBが、当初の計画通りにロシア海軍へ引き渡されました。
[ロシア海軍へ10機の艦上戦闘機MiG-29K/KUBが引き渡された]

2015年には、10機のMiG-29Kロシア海軍へ引き渡される予定であり、これで契約分全機(MiG-29K×20機、MiG-29KUB×4機)の納入が完了します。
[空母アドミラル・クズネツォフは2013年に4機の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受け取る]

MiG-29Kは、現用の艦上戦闘機Su-33と共に重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」で運用されます。
[新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBはロシア海軍現用艦載機と共に運用される]

Su-33は寿命を2025年まで延長する近代化改修が実施されています。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
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MiG-29Kのパイロットの養成は、クラスノダール地方エイスク市に建設された戦闘応用・飛行再訓練センター(新「ニートカ」)で既に始まっています。
[ロシア北方艦隊のパイロットは新たな艦上戦闘機MiG-29Kをマスターする]
[エイスクの新ニートカは本格的に稼働を始める]
[ロシア海軍航空隊はエイスクで艦上戦闘機MiG-29K/KUBのパイロットを養成する]
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