ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスペインのセウタ港へ入港した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月10日11時55分配信
【警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」はスペインの港へ到着した】
カリーニングラード/モスクワ、2月10日-ロシア通信社ノーボスチ
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」に率いられるバルト艦隊艦船支隊は、スペインのセウタ港へ到着した。
火曜日、西方軍管区広報サービスは発表した。
停泊中に船員は艦へ物資を補充し、更には定期メンテナンス及び艦の点検の実施が計画されている。
「 ヤロスラフ・ムードルイと給油船コラは12月12日までセウタ港に滞在し、その後、再び大西洋への進路を取ります」
声明では、こう述べられた。
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2014年8月9日にバルト艦隊主要海軍基地バルチースク市から出航した。
航海中に同艦は22000海里以上を航行し、スペインのセウタ港、マルタのヴァレッタ港、パキスタンのカラチ港、インドネシアのジャカルタ港、マレーシアのペナン港、スリランカのコロンボ港、オマーンのサラーラ港を訪問した。
艦の航海の主要任務の1つは、世界の大洋における聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、更には、ロシア連邦の海洋船舶航行及びその他の海洋経済活動の安全保障にある。
「ヤロスラフ・ムードルイ」は最新の多目的警備艦であり、2009年に海軍の編制へ加わった。
同艦は、敵潜水艦の捜索、探知、追跡、海洋における戦闘艦の対艦及び対潜防衛の保障、陸上部隊の戦闘活動の支援、海洋揚陸部隊の上陸の支援の為に意図されている。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-)]
2014年8月9日にバルチースクを出港した警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(賢公ヤロスラフ)は、地中海を経由してアデン湾へ行き、海賊対処任務遂行後、パキスタン、スリランカ、インドネシア、マレーシアを訪問しました。
11月24日には再びスリランカを訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスリランカのコロンボへ入港した]
11月28日にコロンボを出航し、今度はオマーンへ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスリランカを去り、オマーンへ向かった]
12月5日、オマーンのサラーラ港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はオマーンを訪れた]
12月8日、サラーラ港を出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"は地中海へ向かった]
12月18日、スエズ運河へ入りました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスエズ運河を通過して地中海へ入った]
その後、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)に加わりました。
12月29日、地中海東部のキプロス島のリマソール港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはキプロスを訪れた]
12月30日にはリマソールを出港し、「ヤロスラフ・ムードルイ」は、地中海東部で新年(2015年)を迎えました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイは地中海で新年を迎えた]
その後の動向は公表されていませんでしたが、2015年1月下旬には、シリアのタルトゥースへ寄港していた事が明らかにされました。
[ロシア海軍バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはシリアのタルトゥースへの寄港を終えた]
タルトゥースを出た後、北方艦隊の大型対潜艦「セヴェロモルスク」と合同で砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは地中海東部で砲撃訓練を行なった]
その後、「セヴェロモルスク」と別れ、同じく地中海に居たバルト艦隊の給油船「コラ」と合流し、地中海西端のスペインのセウタ港へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスペインのセウタ港へ向かった]

そして2月10日、セウタ港へ入港しました。

2月12日までセウタに滞在した後、「ヤロスラフ・ムードルイ」と給油船「コラ」は母港バルチースクへの帰路に就きます。
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