ロシア海軍艦上戦闘機部隊の指揮官が交代した
- カテゴリ:艦上戦闘機Su-33


『B-ポート』より
2015年2月10日13時35分配信
【名誉甲板飛行士パーヴェル・ポドグゾフは北方艦隊海軍航空隊艦上戦闘機連隊司令となった】
セヴェロモルスク/ 2月10日/ B-ポート
北方艦隊海軍航空隊艦上戦闘機連隊は新たな司令に率いられる。
それは狙撃飛行士パーヴェル・ポドグゾフ大佐である。
既知のように、パーヴェル・エンゲリソヴィチ・ポドグゾフは、伝説の北極圏エース・ロシア連邦英雄チムール・アパキージェ少将の弟子の1人である。
彼は、2500時間以上を空中で過ごした。この内の約460時間は夜だった。
重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」へ205回の着艦を行なった。
それは、これまでの北方艦隊艦上航空隊の戦列飛行士の活動の殆ど全てになる。
パーヴェル・ポドグゾフは、飛行士V.P.チカロフ記念レーニン赤旗授与ボリソグレブスク高等軍事航空学校を卒業し、太平洋艦隊及び黒海艦隊の海洋航空部隊で勤務した。
1992年以降は北方艦隊で勤務している。
北方艦隊の航空支隊長、飛行隊主席幕僚-副隊長、飛行隊長、独立艦上戦闘機航空連隊主席幕僚兼司令代理を務めた。
複数のタイプの戦闘機及び襲撃機をマスターした-MiG-29、Su-25、Su-27、Su-33。
パーヴェル・ポドグゾフ大佐は、「勇気」勲章、第2級「祖国への奉仕」勲章を授与され、「名誉軍事飛行士」の称号を有する。
[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
パーヴェル・エンゲリソヴィチ・ポドグゾフ氏(1963年7月8日生まれ)は、「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」の副司令を務めており、2013年12月-2014年5月の空母「アドミラル・クズネツォフ」地中海遠征にも参加し、2014年3月上旬には地中海東部で200回目の着艦を達成しました。
[2名のSu-33パイロットは空母アドミラル・クズネツォフへの200回目の着艦を達成した]
そして今回の記事の通り、この度、第279航空連隊の司令へ昇格しました。
今後、北方艦隊海軍航空隊には新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBが補充されます。
[ロシア海軍航空隊への艦上戦闘機MiG-29Kの補充は2015年に完了する]
現用の艦上戦闘機Su-33も寿命延長近代化改修が行なわれ、2025年まで運用されます。
[新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBはロシア海軍現用艦載機と共に運用される]
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
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