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ロシア海軍航空隊の為の有人/無人航空機が開発される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月14日13時57分配信
【ロシア海軍の新たな航空機はパイロット無しで飛行できる】
モスクワ、2月14日-ロシア通信社ノーボスチ

海軍航空隊司令部は、産業界に対し、有人及び無人モードで動作する航空機及びヘリコプターの作成という課題を提起している。
土曜日、ラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送においてロシア連邦海軍海洋航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は述べた。

「新たな航空機やヘリコプターは、このように作成されます:あらゆるヴァージョンで飛行可能であり、特定の任務の為に飛行士が乗り、そして飛行士無しで。
このような課題を、現在、我々は産業界へ提示しており、それは原則的に実現可能です」
コジン
は述べた。

彼は、航空機が自身で行動できれば、飛行士にとって3000-4000kmに渡る計画飛行でリスクを冒す事は完全に不可避では無くなると付け加えた。

それにも関わらず、完全な自動化航空複合体は、彼によると、任務遂行中、必然的に「停滞」状況が発生する事が出来ないように作成され、人間が意思決定を行なう事になる。


現在、ロシア海軍でも無人機の配備は始まっています。

例えば、2014年1月下旬には、カムチャツカ半島太平洋艦隊航空基地無人偵察機フォルポスト(イスラエル無人機サーチャー2ロシアでライセンス生産した機体)が配備されています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年1月16日12時26分配信
【太平洋艦隊は無人機フォルポストを装備した】

今後建造される新世代コルベットには、無人ヘリコプターが搭載されます。
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年に起工される]

2020年代から建造される将来航空母艦は、有人戦闘機の他に無人機を搭載します。
[ロシア海軍の将来空母は2030年以降に就役する]

2015年1月下旬、ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフ氏は、ロシアが既に偵察/攻撃用重無人機を作成していると述べました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年1月25日19時58分配信
【国防省:ロシアは既に重攻撃無人機を作成している】
この重無人機は、戦略、作戦、戦術レベルの任務を遂行し、情報収集任務の他に、攻撃手段として使う為に作成されたとの事です。


そして今回、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将
「任務に応じてパイロットを乗せ(有人)、或いはパイロット無し(無人)で作戦を行なう航空機とヘリコプター」
の開発をロシア航空業界へ求めている事を明らかにしました。
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