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ロシア海軍黒海艦隊の潜水艦アルローサは近代化改装を行なっている

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年2月17日17時20分配信
【黒海艦隊の潜水艦「アルローサ」は計画修理及び近代化を実行している】

スタニスラフ・リジツキー2等海佐が艦長を務める黒海艦隊ディーゼル潜水艦「アルローサ」は、セヴァストーポリ黒海艦隊第13艦船修理工場で計画修理と部分的な近代化を実行している。

修理作業中に潜水艦の材料の一部は改善され、技術特性の向上を可能とする。

工場での修理中、豊富な実地経験を有する「アルローサ」乗組員は、黒海艦隊の為に建造される新たなディーゼル潜水艦「ノヴォローシースク」、「ロストフ・ナ・ドヌー」、「クラスノダール」の乗組員形成の為の基礎となった。

「アルローサ」の船員は、艦自体のダメージコントロール、航法、戦術準備状態の適切な準備レベルを維持する為、セヴァストーポリ黒海艦隊シミュレーター訓練センターで訓練を行なっている。

[参考]
潜水艦「アルローサ」ニジニ・ノヴゴロド「クラースノエ・ソルモーヴォ」工場で1988年5月17日に起工された。
1989年9月に進水し、同年11月には内陸水路により黒海へ移動した。
1990年12月1日、海軍旗が掲揚され、2004年1月に潜水艦「アルローサ」と命名された。


[ポンプジェット潜水艦アルローサ(旧ブログ)]

ロシア黒海艦隊潜水艦「アルローサ」(1990年就役)は、これまでにも、小規模な修理は何度か行なわれています。

最近では、2011年7月から2012年7月までバルト海沿岸のクロンシュタットで修理され、2012年9月にセヴァストーポリへ戻りました。
[ポンプジェット潜水艦アルローサは黒海へ戻る]
[ポンプジェット潜水艦アルローサはセヴァストーポリへ戻った]

2014年6月からは、セヴァストーポリで修理及び近代化が行なわれています。
[ロシア海軍黒海艦隊のポンプジェット潜水艦アルローサは近代化改装を行なう]


黒海艦隊潜水艦部隊は2014年12月に第4潜水艦旅団へと改編され、既に新造のプロジェクト06363潜水艦2隻が編入されています。
[黒海艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクはロシア海軍へ就役した]
[潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーはロシア海軍へ就役した]

ただし、現在は未だ黒海艦隊の基地には到着していませんが・・・
[ロシア海軍のプロジェクト06363潜水艦ノヴォロシースクは深海試験の為に北方艦隊の基地へ到着した]
[ロシア海軍最新潜水艦ロストフ・ナ・ドヌーは深海試験を行なう為にバレンツ海へ移動する]
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