ロシア海軍黒海艦隊航空隊のSu-30SMは艦隊防空演習に参加した
- カテゴリ:多用途複座戦闘機Su-30SM

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月19日10時40分配信
【情報筋:ロシア黒海艦隊は有翼ミサイルを撃退する演習を始めた】
セヴァストーポリ、2月19日-ロシア通信社ノーボスチ
黒海艦隊の艦と海軍航空隊は、クリミアの単一対空防衛システムの演習の枠組において、有翼ミサイル攻撃の撃退を始めた。
木曜日、ロシア通信社ノーボスチは、クリミア海軍基地の情報提供者より伝えられた。
演習には、戦闘機Su-30も参加した。
海上には、艦隊の4隻の小型対潜艦及び小型ロケット艦が在った。
「この(2機の)Su-30は遠距離電波位置特定機及び視覚検出の役割を果たしました。
仮想"敵"は有翼ミサイルを発射し、空中迎撃により撃墜されました。
もしもミサイルが空中障壁を通過する場合、それは艦の高射ミサイルの支援により保護されます。
艦の対空防衛射程ゾーンへ進入した機動標的は模擬撃破されました」
情報提供者は指摘した。
第1段階で戦闘機Su-30は敵役を務め、空中から艦の航行隊列を攻撃した。
艦は対空防衛体制を再編し、対空防衛ゾーンへ進入した機動標的を模擬追尾し、その後、高射ミサイルの模擬発射が行なわれた。
航空機は、次に、迂回しつつ干渉設定ステーションを始動させ、艦への最大限の接近を試み、有効距離でミサイルを発射した。
演習は黒海エリアの戦闘訓練射爆場で実施されたと対談者は話した。
以前、クリミアにおいて、艦艇、迎撃戦闘機、地上常設複合体を含む完全な対空防衛グループが作成されたと報じられた。
多用途複座戦闘機Su-30SMは、2014年7月に最初の3機がロシア海軍へ引き渡されています。
[3機の多用途複座戦闘機Su-30SMがロシア海軍へ引き渡された]
[ロシア海軍航空隊は戦闘機Su-30SMの運用を開始した]
今回、その最新鋭機Su-30SMが黒海艦隊の防空演習へ参加しました。
この演習においてSu-30SMは対艦ミサイルにより水上艦部隊を攻撃する敵役と、水上艦部隊をサポートする早期警戒機役を務めたようです。
- 関連記事
-
- クリミアのロシア海軍航空隊は1個飛行隊(12機)の戦闘機Su-30SMを受領する
- ロシア海軍航空隊は2020年までに戦闘機Su-30SMを50機以上調達する
- ロシア海軍黒海艦隊航空隊のSu-30SMは艦隊防空演習に参加した
- ロシア海軍航空隊は戦闘機Su-30SMの運用を開始した
- 3機の多用途複座戦闘機Su-30SMがロシア海軍へ引き渡された
スポンサーサイト