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ロシア海軍の為の将来駆逐艦リデルは原子力推進となる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月20日11時56分配信
【チルコフ:ロシアは原子力機関の新たな駆逐艦を建造する】
サンクトペテルブルク、2月20日-ロシア通信社ノーボスチ

新世代駆逐艦の作成における優先課題は、原子力機関の装備になる。
金曜日、ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将はサンクトペテルブルクで記者団へ伝えた。

現在、ロシア海軍の戦闘編制には、1隻の核動力装置を有する水上艦-重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が在籍している。

「現在、特別な推進装置を有する新世代駆逐艦の企画設計作業が進められています。
駆逐艦作成の優先方向は、核動力装置を有する駆逐艦となります」
チルコフ
は話した。


[ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」]

ロシア海軍は、2006年以降、新世代多用途駆逐艦(将来駆逐艦Перспективный Эсминец)の建造計画について何度も表明して来ました。
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
[ロシア海軍新世代駆逐艦の建造計画は現司令部に承認された]
[ロシアは「超駆逐艦」を建造する]

2014年10月下旬、「ロシア防衛業界の高位の情報提供者」は、「リデル」型の1番艦は2023-2025年よりも前にロシア海軍へ受領される事は無いと述べています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルの1番艦の就役は2023-2025年よりも前にはならないだろう]

ロシア海軍総司令官代理(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク少将は、「リデル」の1番艦は2020年以降にロシア海軍へ受領されると述べました。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルは2020年以降に就役する]
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルの設計作業は続けられている]

将来駆逐艦「リデル」は、原子力推進通常動力の2タイプの設計が進められていたのですが、今回のロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督の発言を見る限り、原子力推進でほぼ確定のようです。
[ロシア新世代駆逐艦は通常動力と核動力の2種類が設計される]
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