ロシア海軍の為の新型揚陸艦イワン・グレンは2015年4月に係留試験を行なう

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月25日13時16分配信
【大型揚陸艦「イワン・グレン」の試験は4月開始予定である】
モスクワ、2月25日-ロシア通信社ノーボスチ
プロジェクト11711大型揚陸艦「イワン・グレン」の係留試験は4月に開始される予定である。
水曜日、ロシア通信社ノーボスチは、造船工場「ヤンターリ」の公式代理人セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。
これに先立ち、ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフは、造船工場「ヤンターリ」は、輸入代替問題の解決の必要性に関連した困難な状況に有ったが、国家防衛発注の挫折や契約価格の上昇は回避できたと表明した。
「これまでの所、この艦の係留試験は4月に予定されているとだけ御話する事が出来ます」
ミハイロフは話した。
大型揚陸艦「イワン・グレン」は排水量5000トン、自立航行期間30日、最大で18ノットの速力発揮が可能である。
艦の全長-120メートル、幅-16.5メートル、乗組員数-100名。
揚陸艦の兵装は、76.2mm砲、2基の6砲身30mm機関砲、更には2基の一斉射撃火力反応システム「グラード」、2基の輸送戦闘ヘリコプターKa-29である。
大型揚陸艦は、揚陸部隊の上陸と戦闘車両及び機材の輸送の為に意図されている。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年2月25日13時11分配信
【カリーニングラードでは「イワン・グレン」型2番艦の建造が始まっている】
モスクワ、2月25日-ロシア通信社ノーボスチ
第2の大型揚陸艦「イワン・グレン」型(プロジェクト11711)の建造は造船工場「ヤンターリ」で始まっている。
ロシア通信社ノーボスチは、同社の代理人セルゲイ・ミハイロフより伝えられた。
艦の建造の為のロシア連邦国防省との契約は2014年9月に署名された。
「プロジェクト11711の2番艦の建造は、事実上始まっています。
既に船体の作業-セクションの形成、金属カットは進行中です。
この艦の起工については、非常に重要な時ですが、それが何時実行されるのかは、未だ分かりません」
ミハイロフは話した。
彼によると、工場の創立記念日となる7月8日に第2の大型揚陸艦プロジェクト11711が起工される可能性は十分にある。
大型揚陸艦「イワン・グレン」は排水量5000トン、自立航行期間30日、最大で18ノットの速力発揮が可能である。
艦の全長-120メートル、幅-16.5メートル、乗組員数-100名。
揚陸艦の兵装は、76.2mm砲、2基の6砲身30mm機関砲、更には2基の一斉射撃火力反応システム「グラード」、2基の輸送戦闘ヘリコプターKa-29である。
大型揚陸艦は、揚陸部隊の上陸と戦闘車両及び機材の輸送の為に意図されている。

[新型揚陸艦イワン・グレン]
プロジェクト11771大型揚陸艦「イワン・グレン」は、2004年12月24日に起工されました。
それから約8年後の2012年5月18日に進水しました。
[新型揚陸艦イワン・グレンは進水する]
ロシア海軍総司令官チルコフ提督は、進水当日、「イワン・グレン」は単なる揚陸艦としてではなく、他の用途にも幅広く使えると述べています。
[新型揚陸艦イワン・グレンは大洋海域で使用できる]
「イワン・グレン」のロシア海軍への引き渡しは再三に渡り延期されており、現在は2015年末となっております。
[大型揚陸艦イワン・グレンは2015年にロシア海軍へ納入される]
今回の記事によると、「イワン・グレン」は、今年4月から係留試験を開始するとの事です。
航行試験の開始は、その後、早くても今年夏でしょう。
一方、未だ正式には起工されていませんが、「イワン・グレン」型の2番艦「ピョートル・モルグノフ」の建造工事も既に始まっています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]
今回の記事によると、「ピョートル・モルグノフ」の正式な起工日は未定ですが、今年7月8日になる公算が高いようです。
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