ロシア海軍の大型揚陸艦2隻は地中海へ入った
- カテゴリ:地中海情勢(2015-2016年)


『ボスポラス海軍ニュース』によると、、2015年2月25日、ロシア海軍の大型揚陸艦1隻がボスポラス海峡を北上し、更には、大型揚陸艦2隻が同海峡を南下しました。
大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」(黒海艦隊):2月25日にボスポラス海峡を北上
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(北方艦隊)、「アゾフ」(黒海艦隊):2月25日にボスポラス海峡を南下
「ノヴォチェルカッスク」は2月15日にボスポラス海峡を南下し、地中海へ入りました。
それから10日以上を経て(シリアのタルトゥースへ行った後に)黒海へ戻りました。
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ノヴォチェルカッスクは地中海へ入った]
「アレクサンドル・オトラコフスキー」は2月17日にボスポラス海峡を北上し、黒海へ向かいました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦4隻は地中海を去った]
それから数日の後に、再びボスポラス海峡を南下し、地中海~おそらくはシリアのタルトゥース~へ向かいました。
おそらく「アレクサンドル・オトラコフスキー」は、黒海へ戻った後にノヴォロシースクへ寄港し、補給と貨物の積載を終えてから再び出航したのでしょう。

従いまして、現在、地中海東部に滞在しているロシア海軍の艦は、この7隻になります。
[ロシア海軍地中海作戦連合部隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」(旗艦、北方艦隊)
警備艦「ラードヌイ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(北方艦隊)
大型揚陸艦「アゾフ」(黒海艦隊)
救助曳船SB-406(北方艦隊)
給油船「ドゥブナ」(北方艦隊)
工作船PM-138(黒海艦隊)
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