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ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜演習を行なう

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年3月17日10時51分配信
【北方艦隊の3つの艦船グループがバレンツ海へ出た】
セヴェロモルスク、3月17日-ロシア通信社ノーボスチ

2日目、ロシアでは、ロシア連邦軍の北方各部隊の大規模な点検が続行されている:朝、バレンツ海へ3つの艦船グループが飛行士と共に出航し、仮想敵潜水艦の探索に取り組む。

ロシア連邦国防省の代理人が記者団へ伝えたように、その構成に大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」、小型対潜艦「ブレスト」「ユンガ」が含まれる探索打撃艦グループは、北方艦隊対潜航空隊と共にバレンツ海の指定海域で原子力潜水艦の探索を始めた。

「艦の乗組員は、潜水艦探索の水中音響設備を使用する戦術機動演習を実施します。
反応爆雷装置RBU-6000の射撃を含む対潜兵器及び艦の自己防衛設備の模擬および実地使用への取り組みが行なわれます」

軍当局の代理人は述べた。

グループの行動を統制する旗艦指揮所は「アドミラル・レフチェンコ」艦上に位置している。

近海ゾーンでの「敵」潜水艦探索への取り組みは、後で海洋へ出てくる北方艦隊原子力潜水艦の安全の確保の為でもある。

加えて、この場所では更に機雷掃海艦グループの作業が継続され、捜索救助部隊を支援する。


2015年3月16日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、北方艦隊を主体とした抜き打ち演習の実施を命じました。
[ロシア海軍北方艦隊(と西方軍管区と空挺軍)の抜き打ち演習が始まる]

翌3月17日、北方艦隊の演習参加部隊が出航しました。

今回の記事によると、演習参加部隊は3グループに分かれているとの事です。

その内の1つは対潜艦を中核とする探索打撃艦グループです。

大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」
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小型対潜艦「ブレスト」
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小型対潜艦「ユンガ」

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2つ目は掃海艦を中核とする機雷掃海艦グループ、3つ目は捜索救助部隊のようです。
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