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タイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイはロシア海軍に留まる

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『インタファクス』より
2015年3月17日13時35分配信
【原子力潜水艦「ドミトリー・ドンスコイ」は(ロシア)海軍の戦闘編制に留まる】
モスクワ、3月17日、インタファクス・ロシア

世界最大の原子力潜水艦であるプロジェクト941「タイフーン」「ドミトリー·ドンスコイ」は海軍の戦闘編制に留まる。
『インタファクス』は、海洋工学中央設計局「ルビーン」総取締役イーゴリ・ヴィリニトより伝えられた。

「このプロジェクト艦の1隻は現在も在籍しています。
同艦は、海洋配置大陸間弾道ミサイル"ブラヴァー"の最初の試験を実施しました。
その後、(ボレイ級の)トップ艦と生産艦が定期的に発射を行ないました。
この艦は、新たなミサイルに変更されました。
この発射が完了した後、セヴマシュで建造された艦(ボレイ級)の引き渡しが保障されることになりました。
それが、この(艦の)主要任務です」

ヴィリニトは火曜日にマレーシアで開会した兵器展示会「LIMA-2015」会場において、こう話した。

彼によると「他の艦が戦闘に使用される計画は有りません」

原子力潜水艦プロジェクト941は、これまでに建造された最大の潜水艦である。
その全長は172メートル、幅23.3メートル、吃水11.5メートル。
艦はギネスブックに記載されている。

鋼製の軽量船体(外殻)内部には、直径7.2メートル、8つの区画に分割された強度船体(耐圧殻)が2つ有る。
その間に、3つの強度モジュール:533mm魚雷発射管6門を有する艦首、艦尾、中央ポスト。
このような「カタマラン」配置の船体は、潜水艦の幅を並外れて大きくした。
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1976~1989年にセヴマシュプレドプリャーチェは6隻のプロジェクト941原子力潜水艦を建造した。
プロジェクト941「タイフーン」海洋工学中央設計局「ルビーン」(サンクトペテルブルク)により開発された。


ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より
【プロジェクト941「アクラ」(NATOコード名「タイフーン」)】
1981年~1989年に6隻が就役しましたが、既に3隻が除籍、解体されています。

プロジェクト941重原子力戦略用途水中巡洋艦(タイフーン級)の1番艦TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」(1981年12月29日納入、1982年12月14日海軍旗掲揚)は、1990年代末に新開発の潜水艦弾道ミサイル「ブラヴァー」の試験艦へ改造され、2005年から2010年まで発射試験に従事しました。
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その後、「ブラヴァー」発射試験艦としての任務を解かれ、今度は、海洋で試験を行なう新型潜水艦のサポートを行なう事になりました。
[タイフーン級原潜「ドミトリー・ドンスコイ」は試験艦として現役に留まる]

2013年には、戦略原潜「アレクサンドル・ネフスキー」、多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」の海洋試験をサポートしました。
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]

2014年にも、新型原潜の海洋試験のモニタリングの為に何度か出航しています。
[タイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは出航した]
[タイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは帰港した]
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイと共に出航した]

「ドミトリー·ドンスコイ」は、当分の間はロシア海軍に留まる事になります。

他の2隻の「タイフーン」級-「アルハンゲリスク」「セヴェルスターリ」は既に退役しており、今後解体されます。
[タイフーン級戦略原潜セヴェルスターリとアルハンゲリスクは除籍、解体される]
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