バレンツ海でロシア海軍北方艦隊の対潜戦闘訓練が行なわれた

『タス通信』より
2015年3月19日11時00分配信
【北方艦隊の艦はバレンツ海で「敵」潜水艦へ浮上を強制した】
セヴェロモルスク、3月19日/タス通信
北方艦隊の探索打撃艦グループは、バレンツ海で仮想敵の原子力潜水艦に浮上を強制した。
木曜日、ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部は記者団へ伝えた。
「3月16日から始まった北方艦隊の戦闘即応状態の抜き打ち検査の枠組において演習は海洋射爆場で行なわれました。
対潜グループは大型対潜艦アドミラル・レフチェンコに率いられ、小型対潜艦ブレストとユング、支援船から成ります」
軍当局は話した。
北方艦隊原子力潜水艦乗組員が演じる潜水艦の探索は、艦隊海洋航空隊の対潜航空機Tu-142及びIl-38と共に実施された。
「演習中に対潜艦の乗組員は反応爆撃装置RBU-6000の複合発射を成功裏に実行し、更には魚雷兵器の実地使用へ取り組みました」
国防省は付け加えた。
近い内にバレンツ海で部隊の再編が行なわれ「海からの脅威に対する北極圏のロシア境界線保護の為の戦術演習が実施されます」
管理部は纏めた。
2015年3月16日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、北方艦隊を主体とした抜き打ち演習の実施を命じました。
[ロシア海軍北方艦隊(と西方軍管区と空挺軍)の抜き打ち演習が始まる]
翌3月17日、北方艦隊の演習参加部隊が出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜演習を行なう]
そして北方艦隊の海軍歩兵部隊(第61キルケネス赤旗独立海軍歩兵旅団)も北極圏で上陸演習を行なう為、大型揚陸艦「コンドポガ」へ乗り込みました。
[北方艦隊の海軍歩兵は北極圏で上陸演習を行なう]
更には、直接演習には参加せずに北方艦隊主要基地セヴェロモルスクに停泊していた艦も、動けるものは全て港を離れる事になりました。
[ロシア海軍北方艦隊主要基地セヴェロモルスク在伯艦は「空襲から退避する為」に出航した]
抜き打ち演習3日目は、バレンツ海での防空演習が行なわれました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で防空演習を行なった]
[ロシア海軍北方艦隊の艦艇は艦上戦闘機Su-33の「攻撃」を撃退した]
[バレンツ海で「海戦」が始まる]
4日目には北方艦隊の原子力潜水艦も加わり、対潜戦闘訓練が行なわれました。
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