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ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年3月20日13時56分配信
【海軍:甲板戦闘機Su-33は、近代化の後、更に10年間就役する】
ランカウイ(マレーシア)、3月20日-ロシア通信社ノーボスチ

甲板戦闘機Su-33は、近代化の後、更に10年間就役する。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチは、開催中の兵器展示会「LIMA-2015」会場において、ロシア連邦海軍海洋航空隊司令官イーゴリ・コジンより伝えられた。

「Su-33は近代化され、少なくとも2025年までは就役します。
彼等は、MiG-29Kと共に運用されます」
コジン
は話した。
彼は、MiG-29Kは既に海軍への受け入れを始めているが、今のところは未だ訓練飛行のみを実施している事を指摘した。

「Su-33は遠距離ゾーンの防空を担当し、MiG-29Kは中距離ゾーンをカバーし、近距離ゾーンでの艦の防空をカバーします」
将軍は話した。

ロシア通信社ノーボスチの質問に答え、海軍司令部は正規空母「アドミラル・クズネツォフ」へ配置する為の航空機Yak-130の使用は計画していないとコジンは話した。
「海洋型のYak-130は提示されておりません。
我々は、航空機MiG及びSuで充分です」



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[ロシア海軍の艦上戦闘機連隊は創設40周年を迎えた]
[伝説のロシア艦上戦闘機パイロット、故チムール・アパキージェは60回目の誕生日を迎えた]
[空母アドミラル・クズネツォフの最高の艦上戦闘機パイロット達]
[ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33(Su-27K)は空母の甲板への初着艦から25周年の記念日を迎えた]

ロシア海軍艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、空母「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
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[ロシア海軍艦上戦闘機部隊の指揮官が交代した]

Su-33は、順次寿命延長近代化改修が行なわれています。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]

今後、第279連隊には新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBが補充されます。
[ロシア海軍航空隊への艦上戦闘機MiG-29Kの補充は2015年に完了する]

近代化されたSu-33は、少なくとも2025年まではMiG-29Kと共に運用されることになります。
[新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBはロシア海軍現用艦載機と共に運用される]
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