ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33はバレンツ海上空で迎撃訓練を行なった
『タス通信』より
2015年3月20日18時12分配信
【甲板航空隊の飛行士は査察中にバレンツ海上空で仮想敵を破壊した】
セヴェロモルスク飛行場(ムルマンスク州)、3月20日/タス通信
金曜日、遠距離航空隊、軍事輸送航空隊、戦術作戦航空隊、軍航空隊、海軍航空隊の50機以上の航空機は、戦闘即応状態の抜き打ち査察により意図された戦闘訓練任務を遂行した。
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部が記者団へ伝えたように、飛行士は離陸した後にリアルタイムモードで任務を指示された。
海軍航空隊の航空基地「セヴェロモルスク-3」のクルーは、午前中に警報を受けて離陸した。
甲板戦闘機Su-33は、目標を監視する実地迎撃を行なったとロシア連邦国防省は通知した。
フライトの大部分は、北方艦隊戦力の抜き打ち査察の枠組においてバレンツ海上空で実施された。
航空機は、高度200~10000メートルにおいて、全ての速度領域で行動した。
飛行士は、遠距離航空隊の航空機を模した30以上の監視目標を視認した。
「Tu-22M3とTu-95、輸送機An-26及びAn-12、更には航空機Sy-27、Su-24、Su-25のクルーは、査察に従事する参謀本部の士官から与えられた指示に従って戦闘訓練任務を遂行しました」
ロシア軍当局は強調した。
[ロシア北方艦隊抜き打ち演習(2015年3月)]
2015年3月16日、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、北方艦隊を主体とした抜き打ち演習の実施を命じました。
[ロシア海軍北方艦隊(と西方軍管区と空挺軍)の抜き打ち演習が始まる]


「セヴェロモルスク-3」飛行場に駐留する艦上戦闘機Su-33は、抜き打ち演習3日目(3月18日)に北方艦隊の水上艦を攻撃する「敵機役」で参加しています。
[ロシア海軍北方艦隊の艦艇は艦上戦闘機Su-33の「攻撃」を撃退した]
抜き打ち演習5日目となる今回は、本来の用途である「敵機」を迎撃する側で参加しました。
艦上戦闘機Su-33は近代化改修が行なわれ、2025年まで現役に留まります。
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]
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