ロシア太平洋艦隊主力部隊は中国へ向かった
4月15日、ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」("Морское взаимодействие -2012")に参加するロシア海軍太平洋艦隊主力部隊は、ウラジオストク周辺の閉鎖行政地域フォーキノ市のストレロク湾を出港しました。

[ロシア太平洋艦隊艦艇はロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」に参加する為に出港する]
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」]
『ロシア通信社ノーボスチ・極東管区ニュース』より。
【中国海軍との合同演習の為、太平洋艦隊艦艇は沿海地方から黄海へ向かった】
ウラジオストク、4月15日-ロシア通信社ノーボスチ
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」に率いられる太平洋艦隊艦艇は、日曜日に沿海地方のストレロク湾を去り、ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」が実施される黄海へ進路を取った。
太平洋艦隊公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐は、ロシア通信社ノーボスチに伝えた。
大規模演習「海洋協同-2012」は、 黄海で4月22日から29日まで実施される。
ロシア連邦および中国の20隻以上の艦艇及び支援船が参加する。
「日曜日、ストレロク湾で太平洋艦隊艦艇支隊の出発式典が開催されました。
3隻の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ 、アドミラル・パンテレーエフ、アドミラル・ヴィノグラードフと親衛ロケット巡洋艦は、中国海軍との合同演習に参加する為、黄海へ行きました。
支隊の指揮官はセルゲイ・ジューガ1等海佐です」
代理人は述べた。
彼は、アデン湾での海賊対処任務に参加した大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」が、演習に参加する為、黄海へ到着する事を付け加えた。
艦艇支隊が勢揃いして中国の港へ到着するのは4月21日になるだろう。
「ロシア艦と乗組員は、中国海軍の祭日行事に参加します。
その後、公式に演習は開始されます。
演習段階の終了後、ロシア及び中国海軍将兵は黄海エリアで海洋パレードを実施する予定です」
マルトフは述べた。
以前、演習計画においては、両国海軍の異なる種類の部隊の連携、海賊対処及びテロリスト対処というテーマを含む様々なシナリオが提供されると報じられた。
艦艇は洋上補給訓練を行ない、強度に危険な海域における連携、異なる種類の兵器による海洋及び空中目標への攻撃、遭難船の救助を行なう。
既にロシア及び中国海軍将兵は、アデン湾における船舶保護に関する豊富な経験を有しており、共同での船団の護送および乗っ取られた船舶の解放で、自身の技量を発揮する。
ロシア-中国海軍合同演習には、ロシア側から3隻の大型対潜艦(「アドミラル・トリブツ」、「マルシャル・シャーポシニコフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」)、給油船「ペチェンガ」、曳船MB-37、SB-522が参加する。
艦の上空は艦上配置ヘリコプターKa-27がカバーし、艦隊海軍歩兵から分離した特殊作戦分隊が乗り組んでいる。
支隊を率いるのは艦隊旗艦-親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」である。
太平洋艦隊の多数の対潜艦の参加は、中国側が潜水艦を集結させているという事実に起因する。
演習「海洋協同-2012」は、ロシア-中国の関係強化、戦略的パートナーシップ及び両国軍の連携の発展の為に実施される。
(2012年4月15日20時36分配信)
テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより。
2012年4月16日13時25分配信
【大平洋艦隊艦艇支隊はロシア-中国演習に参加する】
これまでの情報を総合すると、ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」に参加するロシア海軍艦艇は、こうなるようです。
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
給油船「ペチェンガ」
海洋曳航船MB-37
海洋曳航船SB-522
この内、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、給油船「ペチェンガ」、海洋曳航船MB-37はアデン湾海賊対処任務を終えて戻ってくる途中です。
[ロシア太平洋艦隊海賊対処部隊はロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」に参加する]
4月15日にストレロク(フォーキノ)を出港し、日本海を南下する主力部隊(親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」、海洋曳航船SB-522)と、東シナ海を北上する海賊対処部隊(大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、給油船「ペチェンガ」、海洋曳航船MB-37)は、黄海で合流し、青島へ入港するようです。

ストレロクから出港した主力部隊の指揮官セルゲイ・ジューガは、昨年9月下旬~12月初頭に掛けて太平洋横断の遠距離航海を実施したロケット巡洋艦「ワリャーグ」部隊(「ワリャーグ」、給油船「イルクト」、海洋曳船MB-66)の指揮官を務めていました。
[親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、ウラジオストク帰港(2011年12月2日)]

[ロシア太平洋艦隊艦艇はロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」に参加する為に出港する]
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」]
『ロシア通信社ノーボスチ・極東管区ニュース』より。
【中国海軍との合同演習の為、太平洋艦隊艦艇は沿海地方から黄海へ向かった】
ウラジオストク、4月15日-ロシア通信社ノーボスチ
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」に率いられる太平洋艦隊艦艇は、日曜日に沿海地方のストレロク湾を去り、ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」が実施される黄海へ進路を取った。
太平洋艦隊公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐は、ロシア通信社ノーボスチに伝えた。
大規模演習「海洋協同-2012」は、 黄海で4月22日から29日まで実施される。
ロシア連邦および中国の20隻以上の艦艇及び支援船が参加する。
「日曜日、ストレロク湾で太平洋艦隊艦艇支隊の出発式典が開催されました。
3隻の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ 、アドミラル・パンテレーエフ、アドミラル・ヴィノグラードフと親衛ロケット巡洋艦は、中国海軍との合同演習に参加する為、黄海へ行きました。
支隊の指揮官はセルゲイ・ジューガ1等海佐です」
代理人は述べた。
彼は、アデン湾での海賊対処任務に参加した大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」が、演習に参加する為、黄海へ到着する事を付け加えた。
艦艇支隊が勢揃いして中国の港へ到着するのは4月21日になるだろう。
「ロシア艦と乗組員は、中国海軍の祭日行事に参加します。
その後、公式に演習は開始されます。
演習段階の終了後、ロシア及び中国海軍将兵は黄海エリアで海洋パレードを実施する予定です」
マルトフは述べた。
以前、演習計画においては、両国海軍の異なる種類の部隊の連携、海賊対処及びテロリスト対処というテーマを含む様々なシナリオが提供されると報じられた。
艦艇は洋上補給訓練を行ない、強度に危険な海域における連携、異なる種類の兵器による海洋及び空中目標への攻撃、遭難船の救助を行なう。
既にロシア及び中国海軍将兵は、アデン湾における船舶保護に関する豊富な経験を有しており、共同での船団の護送および乗っ取られた船舶の解放で、自身の技量を発揮する。
ロシア-中国海軍合同演習には、ロシア側から3隻の大型対潜艦(「アドミラル・トリブツ」、「マルシャル・シャーポシニコフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」)、給油船「ペチェンガ」、曳船MB-37、SB-522が参加する。
艦の上空は艦上配置ヘリコプターKa-27がカバーし、艦隊海軍歩兵から分離した特殊作戦分隊が乗り組んでいる。
支隊を率いるのは艦隊旗艦-親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」である。
太平洋艦隊の多数の対潜艦の参加は、中国側が潜水艦を集結させているという事実に起因する。
演習「海洋協同-2012」は、ロシア-中国の関係強化、戦略的パートナーシップ及び両国軍の連携の発展の為に実施される。
(2012年4月15日20時36分配信)
テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより。
2012年4月16日13時25分配信
【大平洋艦隊艦艇支隊はロシア-中国演習に参加する】
これまでの情報を総合すると、ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」に参加するロシア海軍艦艇は、こうなるようです。
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
給油船「ペチェンガ」
海洋曳航船MB-37
海洋曳航船SB-522
この内、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、給油船「ペチェンガ」、海洋曳航船MB-37はアデン湾海賊対処任務を終えて戻ってくる途中です。
[ロシア太平洋艦隊海賊対処部隊はロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」に参加する]
4月15日にストレロク(フォーキノ)を出港し、日本海を南下する主力部隊(親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」、海洋曳航船SB-522)と、東シナ海を北上する海賊対処部隊(大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、給油船「ペチェンガ」、海洋曳航船MB-37)は、黄海で合流し、青島へ入港するようです。

ストレロクから出港した主力部隊の指揮官セルゲイ・ジューガは、昨年9月下旬~12月初頭に掛けて太平洋横断の遠距離航海を実施したロケット巡洋艦「ワリャーグ」部隊(「ワリャーグ」、給油船「イルクト」、海洋曳船MB-66)の指揮官を務めていました。
[親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、ウラジオストク帰港(2011年12月2日)]

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