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地中海東部におけるロシア海軍大型揚陸艦の動向(2015年3月17-18日)

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『ボスポラス海軍ニュース』によると、、2015年3月17日、ロシア海軍大型揚陸艦1隻がボスポラス海峡を南下し、翌3月18日、大型揚陸艦2隻が同海峡を北上しました。

大型揚陸艦「アゾフ」(151、黒海艦隊):3月17日にボスポラス海峡を南下
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(110、バルト艦隊)、「ノヴォチェルカッスク」(142、黒海艦隊):3月18日にボスポラス海峡を北上

大型揚陸艦「アゾフ」は3月7日にボスポラス海峡を北上し、地中海から黒海へ戻っています。
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」「ノヴォチェルカッスク」は、3月8日にボスポラス海峡を南下し、地中海東部へ行きました。
[地中海東部におけるロシア海軍大型揚陸艦の動向(2015年3月7-8日)]

ロシア海軍からの公式発表は一切有りませんが、これらの大型揚陸艦は、黒海東岸ノヴォロシースク海軍基地シリアタルトゥース港を往復しています。

この「ノヴォロシースク-タルトゥース定期便」は、2013年1月以降、現在まで継続されています。

輸送任務を遂行しているのは主に黒海艦隊所属の大型揚陸艦ですが、この他、現在は北方艦隊バルト艦隊から1隻ずつ大型揚陸艦が長期派遣されています。


現在、地中海東部に居るロシア海軍の艦は、この6隻になります。

[ロシア海軍地中海作戦連合部隊]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」(旗艦、北方艦隊)
警備艦「ラードヌイ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「アゾフ」(黒海艦隊)
救助曳船SB-406(北方艦隊)
給油船「ドゥブナ」(北方艦隊)
工作船PM-138(黒海艦隊)
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