ロシア海軍太平洋艦隊の大型揚陸艦は空挺軍部隊を乗せて沿海地方で上陸演習を行なう
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2012-2015年)

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年3月25日12時20分配信
【太平洋艦隊と空挺軍の演習は沿海地方で始まった】
モスクワ、3月25日-ロシア通信社ノーボスチ
大型揚陸艦と2500名の将兵が参加する太平洋艦隊と空挺軍の演習は沿海地方で始まった。
東方軍管区広報サービスは発表した。
「演習中、この地域の旅団の構成員の輸送の課題へ取り組まれ、様々な方法-パラシュート、上陸、鉄道輸送-で任務を遂行します。
連合部隊の歴史上初めて旅団の将兵と車輌の一部が太平洋艦隊の大型揚陸艦へ積み込まれ、続いて無防備の海岸への上陸と拠点占拠戦闘が実施されます」
声明では、こう述べられた。
3月26日・木曜日、300名以上の落下傘空挺兵は、仮想敵の防衛を突破する任務を果たす。
海上及び海岸の守備部隊へ同時に打撃が与えられる。
「変化する戦術状況を背景に、標準装備兵器からの戦闘射撃が行なわれ、演習は完了します。
演習には2500名の将兵、500両以上の戦闘車両及び軍用車両、1隻の戦闘艦、7機の軍事輸送航空隊の飛行機が参加します」
声明では、こう指摘された。
今回の演習は、ロシア空挺軍部隊が太平洋艦隊の大型揚陸艦に乗り込み、海岸への上陸作戦を行なうという、あまり例を見ない形態となっております。
(通常、海軍の揚陸艦に乗って上陸演習を行なうのは海軍歩兵部隊)
ロシア空挺軍からの参加部隊ですが、「この地域の旅団」と書かれているので、ウスリースクなどに駐留する第83独立空挺強襲旅団でしょう。

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