ロシア海軍の最新戦略原潜ボレイ級は2050年まで現役に留まる

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年3月31日12時17分配信
【中央設計局「ルビーン」トップ:最新原子力潜水艦「ボレイ」は2050年までロシア連邦海軍で勤務する】
モスクワ、3月31日-ロシア通信社ノーボスチ、セルゲイ・サフロノフ
最新戦略原子力潜水艦「ボレイ」級(プロジェクト955)はロシア海軍で2050年まで勤務する。
ロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、海洋工学中央設計局「ルビーン」総取締役イーゴリ・ヴィリニトは述べた。
2020年までにロシア海軍の戦闘編制へ、このクラスの原子力潜水艦8隻が加入しなければならない。
完成したのは未だ3隻であり、3隻が建造段階に在り、2隻は2015年末までに起工されなければならない。
「ボレイ」はロシア海洋核戦力の基礎となる事が意図されている。
「ボレイの勤務は、計画修理と必要な近代化を実施すれば30年まで可能です。
この時までに新たな艦が建造されなければなりません」
ヴィリニトは話した。
彼は、第3世代戦略原子力潜水艦プロジェクト667-「カリマール」と「デリフィン」は、今、就役30年を迎えている事を想い起した。
「就役期間を無限に延長する事など不可能です。
機器を100パーセント交換するくらいなら、それは既に新しい艦です。
ですが、30年も経てば、それは理論的のみならず、物理的にも陳腐化してしまいます。
従いまして、それを修理、近代化する為の費用は非常に高く付く事になります」
「ルビーン」のトップは説明した。
[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
プロジェクト955「ボレイ」原子力戦略用途水中ロケット巡洋艦は、これまでに6隻が起工され、このうち3隻が就役済みです。
1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2014年12月10日に竣工、同年12月19日に就役しました。
[第3のボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはロシア海軍へ就役した]
4番艦「クニャージ・ウラジーミル」からは改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」となり、2012年7月30日に起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルは2017年にロシア海軍へ納入される]
5番艦(改「ボレイ」級としては2隻目)「クニャージ・オレグ」は、2014年7月27日に起工されました。
[ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された]
6番艦「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」は2014年12月26日に起工されました。
[ロシア海軍の為の第6のボレイ級戦略原潜は起工された]
今年(2015年)には7番艦と8番艦の起工が予定されています。
[ロシア海軍最新戦略原潜ボレイ級の建造予算が凍結される事など無い]
現行のロシア連邦国家軍備プログラムによると、2020年までに8隻の「ボレイ」級の建造が計画されています。
「ボレイ」級は2050年頃まで現役に留まる事になります。
記事中で触れられている「カリマール」は、ロシア海軍の現用戦略原潜プロジェクト667BDR(デルタIII級)、「デリフィン」はプロジェクト667BDRM(デルタIV級)を指しています。
667BDRMは就役から30年近く、667BDRは30年以上が経過しています。
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