ロシア海軍の小型ロケット艦グライヴォロンは2015年4月10日に起工される

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年4月2日9時19分配信
【ロシア海軍の為の次の新世代小型ロケット艦「グライヴォロン」が起工される】

4月10日、ゼレノドリスク造船工場(タタールスタン共和国)は、次の小型ロケット艦プロジェクト21631のシリーズを起工する。
ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将の指示により、同艦は「グライヴォロン」(ベルゴロド州グライヴォロン市)と命名された。

この式典には、海軍総司令部、タタールスタン政府、ベルゴロド州庁及びグライヴォロン市庁の代表が出席する。

ロシア海軍指導部の計画によると、プロジェクト21631小型ロケット艦は、異種戦力グループの一員として、更には単独で近海ゾーンにおける安全保障の為に勤務する。

以前にゼレノドリスク造船工場は、海軍の為に小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」を完成させた。

同プロジェクト艦の「セルプホフ」、「ヴィシニィ・ヴォロチェク」、「ゼリョヌイ・ドル」、「イングシェチア」、「オレホヴォ・ズエヴォ」が建造されている。

海軍の全てのシリーズ建造が完了した後、プロジェクト21631小型ロケット艦で構成されるグループは、海洋領域での水上戦力の戦闘ポテンシャルとミサイル打撃力を大幅に強化する。

プロジェクト21631小型ロケット艦の排水量は約1000トン、全長80メートル、幅約10メートル、速力25ノット。
兵装は様々なミサイル兵器、3基の砲及び機関砲である。

同プロジェクト艦は、ロシア海軍総司令部の技術的要求の下でゼレノドリスク計画設計局により開発された。


プロジェクト21631小型ロケット艦「ブヤン-M」は、既に8隻が起工され、この内3隻がロシア海軍へ引き渡されています。
[小型ロケット艦プロジェクト21631「ブヤン-M」]

建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年7月27日就役

建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年7月27日就役

建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年5月21日進水/2014年11月19日就役

建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工

建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工

建造番号636「ヴィシニィ・ヴォロチェク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工

建造番号637「オレホヴォ・ズエヴォ」Орехово-Зуево
2014年5月29日起工

建造番号638「イングシェチア」Ингушетия
2014年8月29日起工

プロジェクト21631の主要兵装は有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
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プロジェクト21631小型ロケット艦は、少なくとも9隻建造される予定であり、この内の3隻がカスピ小艦隊、6隻が黒海艦隊へ配備されます。
[プロジェクト21631小型ロケット艦は2020年までに9隻がロシア海軍へ就役する]

そして2015年4月10日、9番艦「グライヴォロン」が起工されます。
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