ロシア海軍原潜オリョール火災事故・続報その2

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年4月8日10時14分配信
【約20の果敢な部隊がセヴェロドヴィンスクで原子力潜水艦「オリョール」の火災を鎮火した】
モスクワ、4月8日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア緊急事態省の連邦消防サービス特殊管理部を含む約20の消防隊が、セヴェロドヴィンスクの艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」敷地内での原子力潜水艦の火災時に火と闘った。
ロシア連邦緊急事態省によると、原子力潜水艦「オリョール」の火災はモスクワ時間(4月7日)14時14分に発生した。
火災の原因は、予備情報によると、火気作業の実施である。
核燃料と兵器は修理開始前に潜水艦から撤去された。
この事件の結果、誰1人として負傷していない。
火曜日(4月7日)22時10分に火災は局限化され、(4月8日)0時57分に鎮火した。
「火災の影響を排除する為、100名以上の人員と約20両の車輌が関わりました。
ロシア緊急事態省からの70名以上の人員と15両の車両を含めて」
声明では、こう述べられた。
当局は、同省及び他の緊急サービスの消防救助部隊は、速やかに火災場所へ派遣された事を指摘した。
非常事態省総局の敷地内の作戦本部及び作戦部隊の業務は、ロシア連邦国防省、国営法人「ロスアトム」、造船産業貿易省との綿密な協力の下で実施されている。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
【原子力潜水艦「オリョール」の火災】
原潜「オリョール」火災事故に関する記事の纏めです。
2015年4月7日、セヴェロドヴィンスクの艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」で修理中の原子力水中巡洋艦K-266「オリョール」で火災が発生しました。
[セヴェロドヴィンスクの修理工場で火災が発生した]
[修理中のロシア海軍原子力潜水艦オリョールで火災が発生した]
[ロシア海軍原潜オリョール火災事故・続報]
火災は4月7日14時14分に発生し、翌4月8日0時57分に完全に鎮火しました。
この間、火災が完全に鎮火できない為、「オリョール」が入っていたドックへの注水が行なわれました。
なお、今回の火災でロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将が事故現場へ行くと報じられましたが(「インタファクス」など)、これは誤報でした。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年4月7日17時36分配信
【海軍総司令官のセヴェロドヴィンスク訪問は計画されていない】
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年4月7日18時32分配信
【セヴェロドヴィンスクの火災の原因を突き止めるため、海軍総司令部の代表が飛んだ】
ロシア海軍総司令部からは、技術管理部長イーゴリ・ズワリチ少将がセヴェロドヴィンスクへ派遣されています。
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