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ロシア海軍の為の大洋小型コルベットが建造される

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『タス通信』より
2015年4月10日13時15分配信
【ロシア連邦国防省は近い内に大洋コルベットのシリーズを発注する】
モスクワ、4月10日/タス通信

ロシア連邦国防省は、近い内に大洋クラスの小型コルベットの建造発注割り当てを計画している。
軍当局の次官ユーリー・ボリソフは発表した。

「私共は、現在、小型コルベットの発注割り当てについて検討しています」
ボリソフ
は話した。

ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は、新たなコルベットの兵装は、小型ロケット艦と同様になるだろうと述べた。
このようなプロジェクト21631艦(ブヤン-M)の9隻目は、金曜日にタタルスタンゼレノドリスク工場で起工された。

「ですが、大洋および海洋における航行特性に関しては、少し違います」
提督は説明した。

将来のロケット艦の建造に関する話で、彼は「国家の防衛力の為、必要なだけの艦を」建造する事を強調した。

「開発の方向として、私共は、長射程の汎用ミサイルを設定しております。
沿岸および地上施設を攻撃する為の」
チルコフ
は締め括った。


現在、ロシア海軍の為のプロジェクト21631小型ロケット艦「ブヤン-M」が9隻建造されており、この内の3隻は2014年に就役しています。
1~3番艦はカスピ小艦隊へ配備され、4~9番艦は黒海艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍の小型ロケット艦グライヴォロンは2015年4月10日に起工される]
[プロジェクト21631小型ロケット艦は2020年までに9隻がロシア海軍へ就役する]

今回、ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフ氏と、ロシア連邦海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、「大洋クラスの小型コルベット」の建造が計画されている事を明らかにしました。
つまり、自国から遠く離れた海域でも行動できる小型コルベット、という事です。

チルコフ提督によると、この「大洋クラスの小型コルベット」は、プロジェクト21631小型ロケット艦と同じ兵装を有するとの事です。
つまり、打撃有翼ミサイル「カリブル」を装備するという事でしょう。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
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新たに建造される「大洋クラスの小型コルベット」は、プロジェクト21631小型ロケット艦の拡大型となるのでしょうか。
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