ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはノルウェー海へ入った

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年4月17日12時31分配信
【北方艦隊の軍艦「セヴェロモルスク」はノルウェー海で演習を実施する】
モスクワ、4月17日-ロシア通信社ノーボスチ
大型対潜艦「セヴェロモルスク」に率いられるロシア北方艦隊艦船支隊はノルウェー海へ入った。
金曜日、同艦隊の広報サービスは発表した。
「ノルウェー海で大型対潜艦の乗組員は、艦船支隊への対空・対潜防衛の提供、更には、甲板航空機-ヘリコプターKa-27を使用した救助活動を行なう艦内訓練及び演習を実施します」
声明では、こう述べられた。
北海を移動中にも船員は対空防衛及び浮遊機雷破壊の為の戦闘制御といった一連の艦内演習を実施した。
[大型対潜艦セヴェロモルスク遠距離航海(2014年11月-]
大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊艦船支隊は2014年11月20日にセヴェロモルスクを出航し、12月5日に地中海へ入り、12月23日にはスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
その後、オマーンのサラーラ港へ寄港し、サラーラ港を出航後、日本海上自衛隊の護衛艦「はるさめ」と会合しました。
「はるさめ」との会合を終えた後、アラビア海から紅海へ向かうパナマの貨物船を護衛し、紅海へ向かいました。
2015年1月27日未明にスエズ運河を通過して地中海へ入り、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日設立)へ参加しました。
その後も地中海に滞在していましたが、4月7日から10日まで地中海西端のスペイン領セウタへ寄港しました。
その後、ジブラルタル海峡を通過して北上し、ビスケー湾で戦闘訓練を行ない、4月14日に英仏海峡へ入りました。
[ロシア海軍の軍艦はビスケー湾で対空・対潜軍事訓練を実施した]
[ロシア海軍の軍艦はイギリス海峡で軍事訓練など行なっていない]
そして北海を抜け、4月17日にはノルウェー海へ入りました。
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