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ロシア海軍黒海艦隊の警備艦ラードヌイはキプロスのリマソールへ寄港した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年4月21日8時23分配信
【警備艦「ラードヌイ」はリマソールへ入港した】

オレグ・クニャゼフ2等海佐が艦長を務める黒海艦隊の警備艦「ラードヌイ」は、食料の在庫を補充する為、キプロスのリマソール港へ入った。

2月6日から「ラードヌイ」地中海海軍作戦連合部隊の一員として戦闘勤務に就いている。
この間に乗組員は、ミサイルと砲発射を含む一連の戦闘訓練任務を遂行した。

黒海艦隊司令官代理ワレーリー・クリコフ中将は、同艦を訪れ、乗組員の練度を高く評価した。
黒海艦隊水上艦師団司令官代理セルゲイ・ラカウスカス1等海佐は、同艦の艦長オレグ・クニャゼフ2等海佐にとっては初めての地中海における自立航海指揮官としての戦闘勤務の計画行動を成功させた事を指摘した。

警備艦「ラードヌイ」地中海での戦闘当直の後には、ドミトリー・ドブルイニン2等海佐が艦長を務める警備艦「プイトリーヴイ」が続く。
彼等は、既に遠距離航海の準備を整えている。


黒海艦隊所属の警備艦「ラードヌイ」は、2015年2月初頭にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のクリヴァクI級フリゲート"ラードヌイ"は地中海へ向かった]

2月16日には北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」などと共に砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍3艦隊の軍艦は地中海東部で砲撃訓練を行なった]

その後も、現在まで地中海東部に展開していました。

そして4月21日、キプロスリマソール港へ寄港しました。
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2月末に締結されたロシア・キプロス軍事協力協定により、ロシア海軍艦船はキプロスリマソール港を自由に使えるようになっています。
[ロシアとキプロスは軍事協力協定を結んだ]


この他、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(北方艦隊)「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)が4月17日にボスポラス海峡を南下し、現在は地中海東部に居ます。

これ以前の3月28日には海洋曳船MB-31(黒海艦隊)ボスポラス海峡を南下しています。

従いまして、現在、地中海東部に居るロシア海軍艦船は、少なくとも警備艦「ラードヌイ」、大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、「アレクサンドル・シャバリン」、海洋曳船MB-31、工作船PM-138の5隻になります。
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