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ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年4月24日12時22分配信
【掃海艦プロジェクト12700の最初の生産艦が起工された】

金曜日・4月24日、ネヴァ川中部造船工場でロシア連邦海軍の為のプロジェクト12700対機雷防衛艦の最初の生産艦「ゲオルギー・クルバトフ」が起工された。
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艦の起工式典には、サンクトペテルブルク管理部、ロシア海軍、政府機関、業界の事業所や企業の代表が出席した。

艦は中央海洋設計局「アルマーズ」により設計された新世代対機雷防衛艦である。
それは、新たな水中音響ステーションを使用し、艦自身が遠隔操作自動水中器具が配置されている。
艦のもう1つの特徴は、真空注入により形成されたガラス繊維強化プラスチック製の船体である。
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同社によれば、それは世界最大である。

艦の排水量は890トン、全長61メートル、幅10メートル、満載排水量での速力16.5ノット、乗員44名。
艦は、様々な水中舵機装置の効果的な組み合わせによる高機動性を有している。

以前、ネヴァ川中部造船工場は、プロジェクト12700のトップ艦「アレクサンドル・オブホフ」を建造している。
現時点では、係留試験が実施されている。

2014年4月、公開株式会社「ネヴァ川中部造船工場」は、ロシア連邦国防省と同プロジェクトの生産艦を2016年から2018年に掛けて建造する契約に署名した。


ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルク「ネヴァ川中部造船工場」で起工され、2014年6月27日に進水しました。

プロジェクト12700の船体はガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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「アレクサンドル・オブホフ」は、今年11月にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[最新掃海艦アレクサンドル・オブホフは2015年11月にロシア海軍へ引き渡される]

更に3隻のプロジェクト12700掃海艦の建造契約が締結されており、2016-2018年にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍は2015-2018年に4隻の新世代掃海艦プロジェクト12700を受領する]

今回、その内の1隻目(プロジェクト12700掃海艦の2番艦)「ゲオルギー・クルバトフ」が起工されました。
[ロシア海軍の為の新世代掃海艦プロジェクト12700の2番艦は2015年4月末に起工される]
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