重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する

『ロシア通信社ノーボスチ』より
【「セヴマシュ」:「アドミラル・ナヒーモフ」の機器の解体は12月までに完了する】
モスクワ、4月28日-ロシア通信社ノーボスチ
「セヴマシュ」工場で修復が実施されている重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の機器及び船体構造物の解体は年内に完了する。
火曜日、同社の広報サービスは発表した。
巡洋艦の完全な修復は2019年まで続く予定である。
艦は生活保障システム、ミサイル複合体及び砲兵装を交換し、更に電波電子兵装システムは更新される。
「現在、重原子力ロケット巡洋艦では、機器及びシステムの大規模な問題点検出が行なわれています。
年内には、船体構造部及び機器の解体が実施されます」
声明では、こう述べられた。
更に広報サービスは、現在、艦の新たな機器の発注が実施されており、全ての機器は国内製になる事を指摘した。
プロジェクト1144「オルラン」重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は1992年までは「カリーニン」という名前だった。
1983年5月17日にバルト造船工場で起工された。
1986年4月25日に進水した。
1988年12月30日、ロシア海軍の戦闘編制へ補充された。
1992年4月末、「アドミラル・ナヒーモフ」と改名された。
現在、プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、セヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所で大規模な近代化改装が行なわれています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
2014年10月24日からは「セヴマシュ」の屋外ドックへ入渠しています。
近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体していますが、この作業は今年中に完了するとの事です。
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