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ロシア海軍太平洋艦隊は沿海地方で新型地対艦ミサイルの発射訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2015年4月28日19時48分配信
【沿海地方で新たな沿岸ミサイル複合体「バル」の戦闘発射が成功裏に実行された】

本日(4月28日)、太平洋艦隊沿岸軍連合部隊は、昨年末に旅団へ軍備採用された新たなミサイル複合体「バル」の最初の発射が実行された。

大隊は、常時駐屯所から200kmの行進を行ない、無防備の場所へ移動展開し、海上標的へのミサイル発射を実施した。

その後、発射支援に関わった海洋航空隊航空機統制艦は、成功裏に目標へ命中した事を確認した。

ミサイル発射を支援した戦力として、合計400名以上の将兵が参加し、約20両の戦闘車両及び補助車両が関わった。



沿岸ミサイル複合体(地対艦ミサイル)「バル」は、艦対艦ミサイル「ウラン」/空対艦ミサイルKh-35の地対艦ヴァージョンです。

『ロシア黒海艦隊公式サイト』より
【3K60「バル」】

ロシア海軍では、2008年以降、黒海艦隊カスピ小艦隊に配備されています。

太平洋艦隊では、沿海地方スモリャニノヴォに駐留する第72独立沿岸ロケット連隊が2014年末に「バル」を受領しました。
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そして2015年4月28日、第72ロケット連隊は初めて「バル」の発射訓練を実施しました。
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