ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」は2015年5月中旬に地中海で実施される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年4月30日15時08分配信
【中華人民共和国国防部:ロシアと中国は地中海で海軍演習を実施する】
北京、4月30日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシアと中国は5月中旬に地中海での合同海軍演習を初めて実施する。
木曜日、中華人民共和国国防部の公式代理人・耿雁生は記者団へ伝えた。
「ロシア連邦並びに中華人民共和国の計画によりますと、両国の海軍は5月中旬に合同軍事演習を地中海で実施します。
海洋協同-2015の名の下に」
耿は表明した。
彼によると、演習には、双方から9隻の艦が関わる事になる。
「演習の主要形態には、海上での防衛、物資補充、船団護衛、海上輸送の安全保障への取り組みが含まれております」
中国国防部の代理人は説明した。
活動目的は、ロシアと中国間の友好協力関係を深め、海洋の安全への脅威を撃退する両国の戦闘能力の強化に在る。
「覚えておく必要が有るのは、この演習は第3国に対して向けられたものではなく、周辺地域の状況とは関係が無い事であります」
雁生は締め括った。
ロシア国防省からのコメントをロシア通信社ノーボスチは未だ得ていない。
ロシア海軍(太平洋艦隊)と中国海軍は、2012年、2013年、2014年に合同演習「海洋協同」を実施しています。
「海洋協同-2012」:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]
「海洋協同-2013」:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]
「海洋協同-2014」:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]
この他、2014年1月下旬には、地中海でロシア海軍と中国海軍が初めて合同演習を実施しました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]
2014年11月、中国を訪問中のロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、2015年には地中海及び太平洋でロシア海軍と中国海軍の合同演習が計画されている事を明らかにしました。
[ロシア海軍と中国海軍は2015年に地中海と太平洋で合同演習を実施する]
今回の中国国防部報道官の発表によると、2015年5月中旬に地中海でロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」が実施されるとの事です。

中国海軍の参加艦は、第19次海賊対処部隊としてアデン湾へ派遣されている054A型フリゲート「臨沂」(547)、「濰坊」(550)、903型総合補給艦「微山湖」(887)の3隻になります。

- 関連記事
-
- ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」合同司令部はロシア海軍基地ノヴォロシースクへ設置された
- 中国海軍のフリゲートはロシア海軍基地ノヴォロシースクを公式訪問した
- 中国海軍のフリゲートはロシア海軍基地ノヴォロシースクを訪れる
- ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』は2015年5月11日-21日に地中海で実施される
- ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」は2015年5月中旬に地中海で実施される
スポンサーサイト