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ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』は2015年5月11日-21日に地中海で実施される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年5月5日17時12分配信
【ロシアと中華人民共和国は海洋の脅威へ対処する為に演習を実施する】
モスクワ、5月5日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア中国は、安全保障上の脅威への合同での対処を強化する為、地中海で演習を実施する。
火曜日、ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部は発表した。

軍当局が指摘したように、5月11日から5月21日までのロシア-中国演習の主な目的は「両国間の友好及び実用的協力関係の更なる深化と、海洋安全保障上の脅威への合同での対処の強化」にある。

「合同演習のテーマは、世界の大洋の遠隔海域における船舶航行安全の保護であります」
国防省
は伝えた。

以前、中華人民共和国国防部の公式代理人・耿雁生は、ロシア連邦中国が5月中旬に地中海での合同海軍演習を初めて実施すると発表した。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年5月5日17時15分配信
【約10隻のロシア連邦と中国の艦が地中海の演習へ参加する】
モスクワ、5月5日-ロシア通信社ノーボスチ

約10隻のロシア中国の戦闘艦が地中海の合同演習へと参加する。
火曜日、ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部は発表した。

「演習"海洋協同-2015"には、ロシア海軍及び中国人民解放軍海軍の様々なクラスの約10隻の戦闘艦が参加します」
声明では、こう述べられた。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年5月5日17時15分配信
【国防省:地中海におけるロシアと中華人民共和国の演習は政治情勢とは関係が無い】
モスクワ、5月5日-ロシア通信社ノーボスチ

5月11日から21日まで地中海で実施されるロシア中国合同海軍演習は、この地域の政治情勢とは関係が無い。
ロシア連邦国防省は火曜日に表明した。

「この合同演習は、第3国に対して指向されたものでは無く、この地域の政治情勢とは関係が有りません」
声明では、こう述べられた。


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ロシア海軍(太平洋艦隊)中国海軍は、2012年、2013年、2014年に合同演習「海洋協同」を実施しています。

「海洋協同-2012」:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

「海洋協同-2013」:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

「海洋協同-2014」:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

この他、2014年1月下旬には、地中海ロシア海軍中国海軍が初めて合同演習を実施しました。
[地中海東部でロシア海軍と中国海軍の合同演習が実施される]
[地中海東部でロシア・中国海軍合同演習が始まった]



2014年11月、中国を訪問中のロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、2015年には地中海及び太平洋でロシア海軍中国海軍の合同演習が計画されている事を明らかにしました。
[ロシア海軍と中国海軍は2015年に地中海と太平洋で合同演習を実施する]

2015年4月末、中国国防部報道官は、2015年5月中旬にロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」地中海で実施すると発表しました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」は2015年5月中旬に地中海で実施される]

上記のように、これまでの「海洋協同」は専ら太平洋(極東)方面でのみ実施されており、地中海での実施は今回が初めてです。

今回はロシア国防省から具体的な日時(2015年5月11日~5月21日)が発表されました。

参加艦は双方合わせて「約10隻」との事ですが、以前に中国国防部は「9隻」と発表しています。

中国海軍の参加艦は、第19次海賊対処部隊としてアデン湾へ派遣されている054A型フリゲート「臨沂」(547)、「濰坊」(550)、903型総合補給艦「微山湖」(887)の3隻になります。

この内、フリゲート「臨沂」「濰坊」は、5月4日にボスポラス海峡を北上し、黒海へ入っています。
(補給艦「微山湖」地中海東部、おそらくはキプロス沖辺りに居るのでしょう)
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