中国海軍のフリゲートはロシア海軍基地ノヴォロシースクを訪れる

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年5月7日10時18分配信
【歴史上初めて中国海軍の戦闘艦はノヴォロシースクへ入る】
モスクワ、5月7日-ロシア通信社ノーボスチ
5月8日、歴史上初めて中国海軍の戦闘艦はノヴォロシースクへ入り、ロシア-中国合同演習の為、5月12日に同市を去る。
木曜日、ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報管理部代表イーゴリ・ディガロ1等海佐は発表した。
「警備艦臨沂と濰坊で構成される中国人民解放軍海軍戦闘艦支隊は、大祖国戦争勝利70周年記念行事に参加する為、5月8日にノヴォロシースク海軍基地(ノヴォロシースク市)へ到着します」
彼は述べた。
これに先立つ5月4日、艦はダーダネルス海峡とボスポラス海峡を通過して黒海へ入り、現在、クリミア半島南東部の指定航路への移動を行なっている。
「中国人民解放軍海軍戦闘艦支隊は5月12日にノヴォロシースク市を去り、地中海の指定海域への移動を行ないます。
ロシア-中国海軍演習・海洋協同-2015を実施する為に」
ディガロは指摘した。

既に中国国防部及びロシア国防省の双方から公式発表されていますが、5月11日~21日に地中海でロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」が実施されます。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」は2015年5月中旬に地中海で実施される]
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』は2015年5月11日-21日に地中海で実施される]
中国海軍からは、第19次海賊対処部隊としてアデン湾へ派遣されている054A型フリゲート「臨沂」(547)、「濰坊」(550)、903型総合補給艦「微山湖」(887)の3隻が合同演習へ参加します。
この内、フリゲート「臨沂」と「濰坊」は、5月4日にボスポラス海峡を北上し、黒海へ入っています。
そして今回、ロシア海軍広報部は、2隻のフリゲートが黒海東岸のノヴォロシースクを訪れる事を明らかにしました。

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