中国海軍のフリゲートはロシア海軍基地ノヴォロシースクを公式訪問した

『タス通信』より
2015年5月8日11時56分配信
【中国の戦闘艦はノヴォロシースク港へ到着した】
モスクワ、5月8日/タス通信
中国戦闘艦支隊は、モスクワ時間で金曜日11時15分に公式訪問の為にノヴォロシースク海軍基地へ到着した。
タス通信はロシア海軍公式代理人イーゴリ・ディガロ1等海佐より伝えられた。
「支隊の構成には、警備艦臨沂と濰坊が含まれています」
彼は振り返った。
ディガロによると、艦がツェメスカヤ湾へ入った時、中国艦の艦上から国家への敬礼として21発の砲射撃が実施され、ノヴォロシースク基地沿岸部隊は21発の砲発射で答えた。
艦の出迎えには、ロシア海軍総司令官代理アレクサンドル・フェドテンコフ中将、中国人民解放軍海軍副司令員杜景臣(ドゥ・ジンチェン)中将、同市行政部の代表、そして士官が出席した。
以前に伝えられたように、中国の艦は5月4日にボスポラス海峡とダーダネルス海峡を通過した。
ノヴォロシースクで彼等は大祖国戦争勝利70周年の祝賀式典に参加する。
支隊は5月12日にノヴォロシースクを去って地中海へ向かい、ロシア-中国合同演習「海洋協同-2015」を実施する予定である。
演習の開始式典は5月11日にノヴォロシースクで開催され、演習の実施段階は5月16日から21日に予定されている。

既に中国国防部及びロシア国防省の双方から公式発表されていますが、5月11日~21日に地中海でロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」が実施されます。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」は2015年5月中旬に地中海で実施される]
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』は2015年5月11日-21日に地中海で実施される]
中国海軍からは、第19次海賊対処部隊としてアデン湾へ派遣されている054A型フリゲート「臨沂」(547)、「濰坊」(550)、903型総合補給艦「微山湖」(887)の3隻が合同演習へ参加します。
この内、フリゲート「臨沂」と「濰坊」は、5月4日にボスポラス海峡を北上し、黒海へ入っています。
そして5月8日、2隻のフリゲートは黒海東岸のノヴォロシースク海軍基地へ入りました。
[中国海軍のフリゲートはロシア海軍基地ノヴォロシースクを訪れる]
大祖国戦争勝利70周年を迎える5月9日には、ノヴォロシースクでも記念式典が開催され、ロシア黒海艦隊の警備艦「プイトリーヴイ」とエアクッションロケット艦「サムーム」などが参加します。
中国海軍の2隻のフリゲートも、この式典に参加するようです。
- 関連記事
スポンサーサイト