fc2ブログ

中国海軍フリゲート乗員はロシア海軍基地ノヴォロシースクで大祖国戦争勝利70周年記念式典に参加した

15-0509c.jpg
15-0509a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年5月9日11時30分配信
【中国戦闘艦の乗組員はノヴォロシースクで勝利70周年記念パレードへ参加した】

本日5月9日、警備艦「臨沂」、警備艦「濰坊」で構成される中国人民解放軍海軍戦闘艦支隊の乗組員は、ノヴォロシースク駐屯地における栄光の大祖国戦争勝利70周年記念の軍事パレードに名誉賓客として参加した。
ロシア及び中国戦闘艦には満艦飾が飾られた。
中国艦、そしてロシア黒海艦隊警備艦「プイトリーヴイ」、エアクッションロケット艦「サムーム」は、今日と明日は同市住民の為に開放される。
この日の式典では、フットサル、卓球、綱引きといったスポーツ大会が行なわれ、更には、ロシア及び中国の船員が参加する戦勝70周年記念コンサートがノヴォロシースク公共広場で開催される。

前日5月8日、警備艦「臨沂」「濰坊」で構成される中国人民解放軍海軍戦闘艦支隊は、公式訪問の為にノヴォロシースク海軍基地へ到着した。
艦がツェメスカヤ湾へ入った時、中国艦の艦上から国家への敬礼として21発の砲射撃が実施され、ノヴォロシースク基地沿岸部隊は21発の砲発射で答えた。
(国家への敬礼としての21回の砲撃は、外国の泊地あるいは港へ入った時、そこに同国の戦闘艦が滞在するか、あるいは沿岸部隊が礼砲を発射した場合に実施される)

ノヴォロシースク市第34埠頭に係留された中国艦は、ロシア海軍総司令官代理アレクサンドル・フェドテンコフ中将、中国人民解放軍海軍副司令員杜景臣(ドゥ・ジンチェン)中将、同市行政部の代表、合同管理本部の士官に出迎えられた。


[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」]

既に中国国防部及びロシア国防省の双方から公式発表されていますが、5月11日~21日に地中海ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」が実施されます。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」は2015年5月中旬に地中海で実施される]
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』は2015年5月11日-21日に地中海で実施される]

中国海軍からは、第19次海賊対処部隊としてアデン湾へ派遣されている054A型フリゲート「臨沂」(547)、「濰坊」(550)、903型総合補給艦「微山湖」(887)の3隻が合同演習へ参加します。

フリゲート「臨沂」「濰坊」は、5月4日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、5月8日にはノヴォロシースクへ入港しました。
[中国海軍のフリゲートはロシア海軍基地ノヴォロシースクを公式訪問した]

そして、大祖国戦争勝利70周年記念日である5月9日、ノヴォロシースク海軍基地でも記念式典が開催され、中国海軍の将兵も参加しました。

5月11日には「海洋協同-2015」の開始式典がノヴォロシースク海軍基地の合同演習本部で開催され、翌5月12日に演習参加艦が出航、5月16日から21日まで地中海東部で演習が実施されます。
関連記事
スポンサーサイト