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ロシア・中国海軍連合部隊は5月14日にボスポラス-ダータネルス海峡を通過する

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年5月13日11時20分配信
【ロシア・中国戦闘艦支隊は、ボスポラス-ダータネルス海峡ゾーンへの進路を保持している】

中国海軍警備艦「臨沂」、「濰坊」、そしてロシア黒海艦隊エアクッションロケット艦「サムーム」で構成される戦闘艦支隊は、現在、黒海中央部の予定航路に沿って移動を行なっている。
明日・5月14日の午前には、黒海からボスポラス-ダータネルス海峡ゾーンの通過を始める予定である。

地中海ロシア・中国海軍演習「海洋協同-2015」実施海域へ向かっているロシア中国は、通信訓練を実施し、海上移動段階での連携機動の要素へ取り組む。
艦の移動航路上での各々の距離は、乗員の海洋技量を増加させる為、出来る限り効率的に利用される。

艦の移動や行動実施に関する報告は、ジヴノモルスコエ村(ノヴォロシースク海軍基地)に駐留する海軍演習合同指揮本部へ届けられる。

演習「海洋協同-2015」の活動段階は、5月17日から21日まで地中海で実施され、ロシア海軍及び中国海軍の様々なクラスの約10隻の戦闘艦が参加する。


[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」]

既に中国国防部及びロシア国防省の双方から公式発表されていますが、5月11日~21日に地中海ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」が実施されます。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」は2015年5月中旬に地中海で実施される]
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』は2015年5月11日-21日に地中海で実施される]

この演習には双方合わせて9隻の艦船が参加し、中国海軍からは、第19次海賊対処部隊としてアデン湾へ派遣されていた054A型フリゲート「臨沂」(547)、「濰坊」(550)、903型総合補給艦「微山湖」(887)の3隻が参加します。
(つまり、ロシア海軍からは6隻が参加)

フリゲート「臨沂」「濰坊」は、5月4日にボスポラス海峡を北上して黒海へ入り、5月8日にはノヴォロシースクへ入港しました。
(補給艦「微山湖」地中海東部で待機)
[中国海軍のフリゲートはロシア海軍基地ノヴォロシースクを公式訪問した]

ノヴォロシースクには、「海洋協同-2015」の合同司令部が設置されています。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」合同司令部はロシア海軍基地ノヴォロシースクへ設置された]

大祖国戦争勝利70周年記念日である5月9日、ノヴォロシースク海軍基地でも記念式典が開催され、中国海軍の将兵も参加しました。
[中国海軍フリゲート乗員はロシア海軍基地ノヴォロシースクで大祖国戦争勝利70周年記念式典に参加した]

5月11日、「海洋協同-2015」の開始式典がノヴォロシースク海軍基地の合同演習本部で開催されました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」開始式典が開催された]

5月12日夕方、ノヴォロシースクからロシア海軍中国海軍の演習参加艦が出航しました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」に参加するロシア海軍と中国海軍の水上艦はノヴォロシースクを抜錨する]

ノヴォロシースクを出航した3隻は、5月14日に黒海地中海を結ぶボスポラス・ダータネルス海峡を通過するとの事です。
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この他、ロシア国防省発表では全く触れられていませんが、セヴァストーポリからもロシア海軍の演習参加艦が出航します。

実際の洋上演習は、5月17日から21日まで地中海東部で実施される事になります。
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