FC2ブログ

ロシア海軍将来駆逐艦リデル級の上部構造物は非金属複合材料で造られるかもしれない

15-0517b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年5月20日14時28分配信
【ロシア連邦海軍の新たな駆逐艦プロジェクトは複合材料の上部構造物を得るかもしれない】
モスクワ、5月20日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦将来正規空母の為の基礎となるであろう駆逐艦「リデル」は、複合材料の上部構造物を得るかもしれない。

ロシア通信社ノーボスチは、水曜日、中部ネヴァ川造船工場総取締役ウラジーミル・セレドホより伝えられた。

「現在の同プロジェクトの作業においては、アルミニウムや複合材料の上部構造物が検討されています。
もしも複合材料ヴァージョンが選択されたのならば、それは我々が構築します」
セレドホ
は表明した。

軍用艦の船体への複合材料の使用は、艦の重量を大幅に減少させ、大幅に少ないレーダー反射性を提供することが出来る。

新世代駆逐艦(「リデル」型)の起工は2017年末に計画されており、その排水量は14000トンになる。

ロシア連邦海軍第1総司令官代理イーゴリ・カサトノフ大将はロシア通信社ノーボスチへ説明した。
「まず初めに、駆逐艦リデルのような汎用艦を建造する必要が有ります。
我々が、この艦を何隻か建造できたのならば、それは正規空母建造の為の理論的基盤となるでしょう」


現在、ロシア連邦海軍の戦闘編制には、1隻の航空巡洋艦-「アドミラル・クズネツォフ」が在籍している。
以前、ロシア連邦国防省は、正規空母の建造に関する問題は、5年後よりも前に決定される事は無いと発表した。
2020年までの国家軍備プログラムにおいて、正規空母の建造は意図されていない。


[ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」]
[ロシア海軍将来駆逐艦概念設計案・プロジェクト23560E「シクヴァル」]

ロシア海軍は、2006年以降、新世代多用途駆逐艦(将来駆逐艦Перспективный Эсминец)の建造計画について何度も表明して来ました。
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
[ロシア海軍新世代駆逐艦の建造計画は現司令部に承認された]
[ロシアは「超駆逐艦」を建造する]

サンクトペテルブルク市「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」では、「リデル」の建造準備が進められています。
[サンクトペテルブルク造船所セーヴェルナヤ・ヴェルフィはロシア海軍将来駆逐艦の建造準備を進めている]

2014年10月下旬、「ロシア防衛業界の高位の情報提供者」は、「リデル」型の1番艦は2023-2025年よりも前にロシア海軍へ受領される事は無いと述べています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルの1番艦の就役は2023-2025年よりも前にはならないだろう]

ロシア海軍総司令官代理(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク少将は、「リデル」の1番艦は2020年以降にロシア海軍へ受領されると述べました。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルは2020年以降に就役する]
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルの設計作業は続けられている]

将来駆逐艦「リデル」は、原子力推進通常動力(ガスタービン)の2タイプの設計が進められていました。
[ロシア新世代駆逐艦は通常動力と核動力の2種類が設計される]

しかし2015年2月20日、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、「リデル」の機関が原子力推進にほぼ確定したと述べました。
[ロシア海軍の為の将来駆逐艦リデルは原子力推進となる]

同じ日、「ロシア防衛産業企業体の高位の代理人」は、「リデル」の1番艦は2017年末の起工が予定されており、その排水量が14000トンになる事を明らかにしました。
[ロシア海軍の為の新世代駆逐艦リデルの1番艦は2017年末に起工される]

ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、「リデル」の排水量は、前のクラス(プロジェクト956駆逐艦、約8000トン)よりも遥かに大きくなり、その打撃力は巡洋艦に匹敵すると述べています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルは巡洋艦に匹敵する攻撃力を有する]

そして結局、将来駆逐艦「リデル」の動力は原子力推進に決まりました。
言い換えれば、ガスタービンエンジン装備の設計案は否決されました。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデル級は原子力推進となる]


今回の記事に登場する「中部ネヴァ川造船工場」は、ロシア海軍の為の新世代掃海艦プロジェクト12700などを建造していますが、12700の船体はガラス繊維強化プラスチック製です。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]

この他、「中部ネヴァ川造船工場」では、ロシア海軍新世代コルベット・プロジェクト20380シリーズの複合材料製上部構造物も建造しています。
[新型コルベット「ソヴェルシェンヌイ」の上部構造物はコムソモリスク-ナ-アムーレに到着した]

将来駆逐艦「リデル」の上部構造物には複合材料の使用も検討されていますが、もしも複合材料に決まったのであれば、プロジェクト20380と同様に「中部ネヴァ川造船工場」が造る事になります。
関連記事
スポンサーサイト