ロシア海軍バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフは地中海へ向かった

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年5月20日11時37分配信
【大型揚陸艦「コロリョーフ」は地中海へ針路を取った】
モスクワ、5月20日-ロシア通信社ノーボスチ
大型揚陸艦「コロリョーフ」はバルチースクから出航し、地中海へ針路を取った。
ロシア連邦と中国の演習への参加艦と交代する為に。
水曜日、バルト艦隊の代理人ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐は記者団へ伝えた。
「本日(5月20日)、バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフはバルチースクから出航し、地中海へ針路を取りました。
同艦は、ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2015』への参加を含め。乗組員が現在地中海で任務を遂行している大型揚陸艦アレクサンドル・シャバリンと交代します」
マトヴェーエフは話した。
「コロリョーフ」は、北海、ラマンシュ海峡、ジブラルタル海峡を通過して移動を行なう。
艦上には、バルト艦隊海軍歩兵連合部隊の編制からの対テログループが乗っている。
[ロシア海軍は19隻の大型揚陸艦を有する]
現在、地中海東部には、バルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」が派遣されています。
「アレクサンドル・シャバリン」は、2014年10月22日にバルチースクを出港し、同年11月中旬以降、地中海東部に展開しています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2014年11月13日16時03分配信
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
【バルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」は地中海のロシア海軍作戦連合艦船部隊へ加わった】
「アレクサンドル・シャバリン」を始めとするロシア海軍の大型揚陸艦は、黒海東岸ノヴォロシースクからシリアのタルトゥースへの機材(兵器?)輸送任務に就いています。
[『シリア・エクスプレス』のロシア海軍大型揚陸艦2隻は地中海から黒海へ戻った]
「アレクサンドル・シャバリン」は出航してから既に7ヶ月間が経過しており、交代の為、バルト艦隊から同型艦の「コロリョーフ」が派遣される事になりました。
バルト艦隊には4隻の大型揚陸艦(「アレクサンドル・シャバリン」、「カリーニングラード」、「ミンスク」、「コロリョーフ」)が在籍しており、この内の「アレクサンドル・シャバリン」、「カリーニングラード」、「ミンスク」は地中海へ長期に渡り派遣された事が有りますが、「コロリョーフ」は、今回が初の地中海遠征となります。

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