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ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」の活動段階が始まった

4月22日、ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」("Морское взаимодействие -2012")が正式にスタートしました。

[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」が始まった]

そして4月24日、ロシア海軍および中国海軍の艦艇はチンタオ(青島)港を出港し、黄海の演習海域へ向かいました。
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『ロシア連邦国防省公式サイト』より。

2012年4月23日19時23分配信
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
【ロシア-中国合同演習「海洋協同-2012」の活動段階が始まる】

モスクワ時間4月24日10時、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「マルシャル・シャーポシニコフ」、「アドミラル・トリブツ」、更には支援船SB-522、MB-37、「ペチェンガ」で構成されるロシア海軍戦闘艦艇支隊は、チンタオ港を去り、黄海「海洋協同-2012」演習実施海域へ向かう。

演習の活動段階期間中の4月24~26日、ロシア艦には中国人民解放軍海軍のオブザーバーが乗艦し、中国の戦闘艦艇には、それぞれロシア側のオブザーバーが乗艦する。

海洋においてロシア及び中国の戦闘艦艇は、航空攻撃への対処、洋上補給、強度に危険な海域での潜水艦への対潜反応深海爆弾の使用、水上目標への攻撃、共同での遭難船の捜索-救助行動の実施、船舶護衛活動、乗っ取られた船の解放を含む一連の実地段階を遂行する。

合同司令部は演習の問題点に習熟し、チンタオ港において機能している。


2012年4月24日11時41分配信
ロシア連邦軍東方軍管区発表
【ロシア及び中国の戦闘艦艇は黄海へと去った】

中国人民解放軍海軍創設63周年の祝賀行事を終えたロシアと中国の戦闘艦艇は係留を解き、合同演習「海洋協同-2012」実施海域へ向かった。

演習の活動段階の最初に、ロシア海軍将兵は、襲撃から無防備な船舶の安全を保障する戦術業務を行なう。
海軍歩兵は合同戦闘グループを「敵」の破壊活動から保護する課題を仕上げ、戦闘部隊指揮官は異なる艦艇部隊の協調の実施を点検する。
10回以上の艦艇の訓練が実施される予定である。


[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」]

ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」に参加するロシア海軍艦艇は、この7隻です。

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
給油船「ペチェンガ」
海洋曳航船MB-37
海洋曳航船SB-522



【中露軍事演習中国側参加兵力一覧】
中国海軍からは水上艦艇16隻、潜水艦2隻、航空機13機、ヘリコプター5機が参加します。
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