ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ入った


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年6月3日9時52分配信
【ロシア連邦海軍の「モスクワ」と、もう2隻の艦が地中海へ入った】
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は地中海へ入った。
それよりも少し前には、ロシア連邦海軍の2隻の大型揚陸艦が同じところへ進んだ。
『ボスポラス海軍ニュース』によると、火曜日・6月2日、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は給油船「イワン・ブブノフ」と共にボスポラス海峡を南へ通過した。
前日には同じルートを大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」が通過した。
2日前、他の2隻の大型揚陸艦-「アゾフ」と「ノヴォチェルカッスク」が地中海から黒海へ戻った。
「モスクワ」にとって、この地中海航海は、今年2回目となる。
5月に同艦は地中海で実施されたロシア-中国海軍合同演習へ参加した。
黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、6月1日にセヴァストーポリを抜錨し、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは再び地中海東部へ行く]
「モスクワ」と給油船「イワン・ブブノフ」は、6月2日にボスポラス海峡を南へ通過しました。
6月1日には大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と「アレクサンドル・オトラコフスキー」がボスポラス海峡を南へ通過しました。
5月26日には、大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」がボスポラス海峡を南へ通過しています。
今回、地中海へ入った「モスクワ」には、昨年に復活したセヴァストーポリの「ナヒーモフ記念黒海高等海軍学校」(士官学校)の士官候補生が乗っています。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月3日11時04分配信
【ロケット巡洋艦「モスクワ」乗組員は地中海で一連の演習を実施する】
現在、地中海東部に展開するロシア海軍艦船は、少なくとも、この9隻になります。
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(黒海艦隊)
警備艦「プイトリーヴイ」(黒海艦隊)
エアクッションロケット艦「サムーム」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」(バルト艦隊)
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」(北方艦隊)
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)
海洋曳船「MB-31」(黒海艦隊)
工作船「PM-138」(黒海艦隊)
既にバルト艦隊からは、「アレクサンドル・シャバリン」と交代する為、大型揚陸艦「コロリョーフ」が地中海東部へ向かっています。
[ロシア海軍バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフは地中海へ向かった]
従って、今回、地中海へ入った「アレクサンドル・シャバリン」は、そのまま母港バルチースクへの帰路へ就くかもしれません。
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