バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフは地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊へ加わった

『タス通信』より
2015年6月3日14時34分配信
【大型揚陸艦「コロリョーフ」は地中海のロシア連邦海軍作戦連合部隊の一員へ加わった】
カリーニングラード、6月3日/タス通信特派員ウラジーミル・ヌヤクシェフ、アレクサンドル・アルヒポフ

バルト艦隊の大型揚陸艦「コロリョーフ」は、地中海のロシア海軍常設艦船作戦連合部隊へ補充された。
6月3日、タス通信はバルト艦隊の公式代理人ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐より伝えられた。

「大型揚陸艦コロリョーフは、指示された任務を遂行する為の指定海域へ到着し、地中海のロシア海軍常設艦船作戦連合部隊の一員へ加わりました」
彼は話し、「コロリョーフ」は、常設作戦連合部隊の計画ローテーションの枠組において、2014年11月から任務を遂行していた大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と交代する事を指摘した。

大型揚陸艦「コロリョーフ」は5月20日にバルト艦隊強調文主要基地-バルチースクから出航した。
航海中に同艦は北海、ラマンシュ海峡(英仏海峡)、ビスケー湾の通過移動を行なった。
ジブラルタル海峡を通過した後、「コロリョーフ」は地中海東部海域へ向かい、地中海の海軍常設艦船作戦連合部隊の計画に沿って行動する為、そこへ到着した。

大型揚陸艦「コロリョーフ」艦上には、バルト艦隊親衛海軍歩兵連合部隊から派遣された対テログループが乗っている。

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[ロシア海軍は19隻の大型揚陸艦を有する]

バルト艦隊の大型揚陸艦「コロリョーフ」は、2015年5月20日にバルチースクを抜錨し、地中海へ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊の大型揚陸艦コロリョーフは地中海へ向かった]

「コロリョーフ」は、2014年10月22日にバルチースクを出港し、同年11月中旬以降、地中海東部に展開している大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」と交代します。

そして6月3日、「コロリョーフ」は地中海東部へ到着し、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)へ加わりました。

今後、「コリョローフ」は黒海東岸ノヴォロシースクからシリアのタルトゥースへの「貨物輸送」任務へ就く事になります。
[『シリア・エクスプレス』のロシア海軍大型揚陸艦2隻は地中海から黒海へ戻った]

現在、ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」なども地中海東部に居ます。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ入った]