ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2015』は地中海で実施される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月6日17時17分配信
【ロシアとエジプトは初めて地中海で合同演習を実施する】
モスクワ、6月6日-ロシア通信社ノーボスチ
初めてのロシア-エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』は、2015年6月6日から14日まで地中海で実施される。
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部は発表した。
演習の枠組みにおいてロシア海軍とエジプト海軍の艦は、航空隊の支援下で様々な脅威から海上交通路を保護する任務へ取り組む。
艦は、更に組織的な全ての種類の海上警護及び海上防衛に取り組み、射撃演習を実施する。
「2015年6月6日から14日まで、地中海の指定海域において、ロシア-エジプト海軍演習『友情の橋-2015』が実施されます」
声明では、こう述べられた。
「演習の目的は、海洋の安全保障及安定の利益の為のエジプト海軍とロシア海軍との間の軍事協力の発展と強化に在ります」
軍当局は指摘した。

黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」の4隻は、6月6日にエジプトのアレクサンドリアを訪れました。
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はエジプトを訪れた]
今回のロシア国防省(ロシア海軍)広報部発表によると、この4隻はエジプト海軍と合同演習を実施するとの事です。
『タス通信』より
2015年6月6日17時42分配信
【地中海でロシア-エジプト海軍演習が実施される】
ロシア海軍からは、アレクサンドリアを訪問した黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」に加え、地中海東部に居るバルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」も参加します。
エジプト海軍からはフリゲート「タバ」、「ダミアット」、ミサイル艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」の他に、エジプト空軍からF-16戦闘機2機も参加します。
合同演習陸上司令部はアレクサンドリアのエジプト海軍合同管理センターに置かれ、ロシア海軍側の演習統制官は黒海艦隊副司令官ワレリー・クリコフ中将、エジプト海軍側の演習統制官はエジプト海軍戦闘訓練管理部長アフメド・マヒムド・ムファラフ中将が務めます。
合同演習海上司令部は「モスクワ」艦上に置かれます。
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