ロシア海軍黒海艦隊艦船はエジプトのアレクサンドリアに居る

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年6月8日17時17分配信
【黒海艦隊艦船支隊はエジプトのアレクサンドリア港に居る】
ロシア-エジプト合同演習『友情の橋-2015』の実施準備プログラムに沿って、黒海艦隊戦闘艦支隊はエジプトのアレクサンドリア港への訪問を続ける。
演習計画下での合同沿岸および艦本部の形成:2つの海軍の船員は実地行動の打ち合わせを完了し、来たる海洋における取り組みの為の部隊の行動計画会議が毎日開催されている。
本日(6月8日)、エジプト海軍士官グループは、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」を訪れた。
ロシア艦への士官の訪問は、2ヶ国海軍の合同演習へも参加するP.S.ナヒーモフ記念セヴァストーポリ高等海軍学校の士官候補生のエジプトのフリゲート「ダミアット」艦上への訪問の答礼として実施された。
文化的プログラムの枠組みにおいて、黒海艦隊の艦船乗組員は、エジプト最古の都市の1つであるアレクサンドリアの図書館や他の歴史的名所を訪れた。
明日(6月9日)、黒海艦隊のエアクッションロケット艦「サムーム」へ、アレクサンドリア市のロシア人協会の代表が到着する予定である。
ロシア人住民代表の為、艦内の見学旅行が行なわれる。
演習の全ての課題に関する事前合意は6月9日の完了が予定されており、その後、当事者は海上での実地行動を始める。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月9日9時17分配信
【ロシア連邦とエジプトの演習の活動段階(アクティブ・フェーズ)は地中海で6月10日から始まる】
モスクワ、6月9日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシアとエジプトの戦闘艦は、6月10日から地中海で合同演習を開始する。
火曜日、ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報管理部代表イーゴリ・ディガロ1等海佐は発表した。
「地中海の指定海域におけるロシア-エジプト艦船グループの実際の任務遂行を前提とする海洋活動段階は、明日6月10日からの開始が計画されています」
彼は指摘した。
ディガロによると、火曜日、管理部は、対空防衛と「小型水上目標からの攻撃への反撃」の課題へ取り組む艦船乗組員への統制説明会を開催した。
「更に、双方の観察士官の交換が行われます」
ディガロは付け加えた。
ロシア連邦国防省は更に、本日の終わりに会議が開催されると発表した。
アレクサンドリア港に滞在しているロシア海軍の艦-親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」は、明日(6月10日)の抜錨の為の最終的な準備を行なっている。

黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」の4隻は、6月6日にエジプトのアレクサンドリアを訪れました。
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はエジプトを訪れた]
この4隻+バルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」が、ロシア・エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』へ参加します。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2015』は地中海で実施される]
[ロシア海軍とエジプト海軍は合同演習『友情の橋-2015』の打ち合わせを行なった]
エジプト海軍からはフリゲート「タバ」、「ダミアット」、ミサイル艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」の他に、エジプト空軍からF-16戦闘機2機も参加します。
合同演習陸上司令部はアレクサンドリアのエジプト海軍合同管理センターに置かれ、ロシア海軍側の演習統制官は黒海艦隊副司令官ワレリー・クリコフ中将、エジプト海軍側の演習統制官はエジプト海軍戦闘訓練管理部長アフメド・マヒムド・ムファラフ中将が務めます。
合同演習海上司令部は「モスクワ」艦上に置かれます。
演習参加艦は6月10日から地中海東部で実際の演習活動を開始します。
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