ロシア海軍とエジプト海軍は地中海東部で合同演習を行なっている
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月10日20時25分配信
【地中海でのロシア連邦とエジプトの演習は活動段階(アクティブ・フェーズ)へ入った】
モスクワ、6月10日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦とエジプトの演習は活動段階へ入り、艦船は地中海エリアで小型目標からの攻撃を撃退する任務を遂行している。
水曜日、ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス・情報管理部代表イーゴリ・ディガロ1等海佐は発表した。
「ロシア-エジプト海軍演習『友情の橋-2015』は活動段階へ入りました。
ロシア海軍とエジプト海軍の艦はアレクサンドリア港を去り、一連の実地任務を遂行する為、地中海エリアへ向かいました」
ディガロは話した。
部隊の全ての行動は、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」艦上に配置された海上演習管理本部により調整されていると彼は説明した。
海上において、ロシア海軍艦船支隊へバルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」が加わり、ロシアとエジプトの戦闘艦は海上小型目標からの攻撃の撃退、不審船の臨検、組織的対空防衛、更にはヘリコプターによる海上での物資補充へ取り組んだ。
夜間に、艦は、技術的及び視覚的通信手段を用いた合同機動の課題へ取り組む。
以前、初のロシア-エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』は地中海で6月14日まで続けられると報じられた。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月11日3時59分配信
【合同演習でロシアとエジプトは海上及び空中からの攻撃を撃退する】
モスクワ、6月11日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア海軍とエジプト海軍の艦は、前日に始まった地中海合同海軍演習の活動段階の枠組みにおいて、2日間に渡り仮想敵の高速艇の攻撃の撃退と組織的対空防衛へ取り組む。
ロシア通信社ノーボスチは、黒海艦隊広報サービス部長ヴャチェスラフ・トルハチェフ1等海佐より伝えられた。
初のロシア-エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』の活動段階は地中海で6月12日まで続けられ、その後、アレクサンドリア港で(演習の)結果が総計され、6月14日にロシア艦は駐留場所へ進路を取る。
「今後2日間、両国海軍の艦は戦術グループを構成し、仮想敵の小型高速艇の攻撃の撃退、組織的対空防衛の演習を実施します」
トルハチェフは伝えた。
彼は、ロシア及びエジプトの船員は、更に、遭難した艦の捜索と救助、航行中のヘリコプターによる貨物の移送、不審船の臨検への取り組みが行なわれると付け加えた。
ロシア海軍からは、この演習へ黒海艦隊旗艦-親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、そして大型海上給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」が参加する。
エジプト海軍からは、フリゲート「タバ」、「ダミアット」、ロケット艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」が参加する。
以前、ロシア艦の乗組員がエジプトのアレクサンドリア港へ滞在中、士官及び信号兵の当直訓練、演習実施海域の特徴に関する艦及び支援船の航海士への講習が行なわれた。
演習の活動段階の前に、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は、ロシア連邦海軍及びエジプト海軍が参加するこの行事は、地中海エリア及び世界の大洋における安全保障及び安定性の問題に関する両国間の相互理解を向上させると表明した。
「演習中に海上及び沿岸本部、艦の乗組員、支援船の船長、飛行士は、単一計画下で行動し、海上で発生する可能性のある脅威や挑戦へ対処する為、合同での練習を行ないます」
チルコフは指摘した。
ロシア側の演習統制官は黒海艦隊副司令官ワレリー・クリコフ中将であり、エジプト側はエジプト・アラブ共和国海軍戦闘訓練管理部長アフメド・マヒムド・ムファラフ中将である。
演習統制沿岸本部は、アレクサンドリア港のエジプト海軍合同管理センターへ配置されている。
黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」の4隻は、6月6日にエジプトのアレクサンドリアを訪れました。
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はエジプトを訪れた]
この4隻+バルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」が、ロシア・エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』へ参加します。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2015』は地中海で実施される]
[ロシア海軍とエジプト海軍は合同演習『友情の橋-2015』の打ち合わせを行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊艦船はエジプトのアレクサンドリアに居る]
エジプト海軍からはフリゲート「タバ」、「ダミアット」、ミサイル艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」の他に、エジプト空軍からF-16戦闘機2機も参加します。
6月10日、ロシア海軍とエジプト海軍の演習参加艦はアレクサンドリアを抜錨し、地中海東部の演習実施海域へ向かいました。
[合同演習『友情の橋-2015』に参加するロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアを抜錨した]

ロシア海軍とエジプト海軍は6月12日まで地中海東部で様々な想定下の演習を行ないます。
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