戦闘機F-16はロシア海軍とエジプト海軍の合同演習へ参加した

『タス通信』より
2015年6月11日14時38分配信
【ロシア連邦とエジプトの船員は地中海における対空防衛演習で戦闘機F-16戦闘機を使った】
モスクワ、6月11日/タス通信
ロシアとエジプトの船員は、本日、地中海での合同演習『友情の橋-2015』の最中に戦闘機F-16を用いた組織的対空防衛へ取り組んだ。
6月11日、ロシア海軍の公式代理人イーゴリ・ディガロ1等海佐は発表した。
彼によると、アレクサンドリアの合同管理本部は、演習の活動段階の第1ステージの分析を行なった。
「演習合同管理部の評価によると、両国の艦船乗員は、駐留地から抜錨してからの機動演習を成功裏に実施し、小型目標からの攻撃を撃退する実際の演習を実施し、設定されたパラメータ及び規準に沿って、エジプト空軍の戦闘機F-16を使った組織的合同対空防衛演習を活動海域において実施しました」
ディガロは話した。
また、機動演習中に巡洋艦「モスクワ」乗組員は、「容疑」艦の臨検へ取り組むため、エジプトのフリゲート「シャルム・エル・シェイク」へ乗り込んだ。
「次に、エジプトの船員がエアクッションロケット艦サムームを臨検し、その後、ロシアとエジプトの船員は、ヘリコプターを用いた航行中の貨物移送への習熟へ取り組みました」
ロシア海軍の代理人は話した。
ロシア連邦からは、「モスクワ」と「サムーム」に加え、大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」、給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船MB-31が演習へ参加している。
エジプトからはフリゲート「タバ」、「シャルム・エル・シェイク」、ロケット艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」、戦闘機2機及びヘリコプターが参加する。
巡洋艦「モスクワ」は演習艦船の旗艦に任ぜられ、海上本部が配置されている。
演習統制官は、黒海艦隊副司令官ワレリー・クリコフ中将とエジプト海軍戦闘訓練管理部長アフメド・マヒムド・ムファラフ中将である。
黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」、海洋曳船「MB-31」の4隻は、6月6日にエジプトのアレクサンドリアを訪れました。
[ロシア海軍黒海艦隊艦船部隊はエジプトを訪れた]
この4隻+バルト艦隊の大型揚陸艦「アレクサンドル・シャバリン」が、ロシア・エジプト海軍合同演習『友情の橋-2015』へ参加します。
[ロシア海軍とエジプト海軍の合同演習『友情の橋-2015』は地中海で実施される]
[ロシア海軍とエジプト海軍は合同演習『友情の橋-2015』の打ち合わせを行なった]
[ロシア海軍黒海艦隊艦船はエジプトのアレクサンドリアに居る]
エジプト海軍からはフリゲート「タバ」、「シャルム・エル・シェイク」、ミサイル艇「4月25日」、「6月18日」、給油船「シャラティン」の他に、エジプト空軍からF-16戦闘機2機も参加します。
6月10日、ロシア海軍とエジプト海軍の演習参加艦はアレクサンドリアを抜錨し、地中海東部の演習実施海域へ向かいました。
[合同演習『友情の橋-2015』に参加するロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアを抜錨した]

ロシア海軍とエジプト海軍は6月12日まで地中海東部で様々な想定下の演習を行ないます。
[ロシア海軍とエジプト海軍は地中海東部で合同演習を行なっている]
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