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ロシア海軍の為のイワン・グレン型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは起工された

2015年6月11日、ロシア連邦海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦「ピョートル・モルグノフ」がカリーニングラード州のヤンターリ造船所で起工されました。
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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月11日16時38分配信
【ロシア海軍の為の最大の揚陸艦はカリーニングラードで起工された】
モスクワ、6月11日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍で最大クラスとなるプロジェクト11711大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、木曜日にカリーニングラード造船工場「ヤンターリ」で起工された。
ロシア連邦国防省下の海軍広報サービス代表イーゴリ・ディガロは記者団へ伝えた。

「本日・6月11日、カリーニングラード造船工場ヤンターリにおいて、海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将によりピョートル・モルグノフと命名されたロシア海軍の為の新たなプロジェクト11711大型揚陸艦が起工されました」
ディガロ
は伝えた。

起工式に出席したロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフは、大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は、建造を完了し、全ての段階の試験を終えた後、2018年に海軍への引き渡しが計画されている事を指摘した。

更に彼は、同プロジェクトのトップ艦-「イワン・グレン」は建造の最終段階に在り、試験の後、2015年末に海軍へ引き渡される事を想い起した。

プロジェクト11711大型揚陸艦「ピョートル・モルグノフ」は5000トンの排水量を有しており、海軍で最大の揚陸艦である。
艦上には13両の戦車或いは30両以上の装甲兵員輸送車及び歩兵戦闘車を搭載可能であり、海軍歩兵大隊を積載する能力が提供される。
同艦は4000海里の航続距離を有しており、遠海ゾーンでの任務遂行を可能とする。
プロジェクト11711大型揚陸艦の艦上には、艦載輸送戦闘ヘリコプターを搭載できる。


[新型揚陸艦イワン・グレン]

プロジェクト11711大型揚陸艦の2番艦は、当初2010年に起工される予定でしたがキャンセルされ、2014年9月に改めて建造が決定されました。
[ロシア海軍の大型揚陸艦イワン・グレン型の2番艦が建造される]

「ピョートル・モルグノフ」と命名された2番艦の為の工事は2014年12月から始まっています。
[プロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフの建造が始まった]

「ピョートル・モルグノフ」の正式な起工式典は2015年7月8日の予定でしたが、約1ヶ月早い6月11日になりました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト11711大型揚陸艦2番艦ピョートル・モルグノフは2015年6月11日に起工される]
[ロシア海軍の新型揚陸艦ピョートル・モルグノフは2015年6月11日に起工される]

そして2015年6月11日、予定通りにカリーニングラード造船工場「ヤンターリ」で起工式典が開催されました。
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「ピョートル・モルグノフ」は2018年にロシア海軍へ引き渡される予定です。
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