ロシア海軍は近代化された重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフを2018年に受領する

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月26日11時48分配信
【ロシア連邦海軍は近代化された巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」を2018年に受領する】
モスクワ、6月26日-ロシア通信社ノーボスチ
重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は「セヴマシュ」で近代化された後、2018年にロシア連邦海軍へ引き渡される。
海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は伝えた。
「海軍は2018年の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化作業の完了を待っており、その後、巡洋艦は海軍へ復帰します」
チルコフは表明した。
提督によると、その特徴は「事実上の新造艦」となる事であり、全てのシステムと兵装は更新される。
重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、サンクトペテルブルクの「バルト工場」で建造されたシリーズ3番艦である。
1982年に起工され、1989年5月10日に海軍へ引き渡された。
「ナヒーモフ」は1999年8月から計画定期修理へ移行した。
現在、プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、セヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所で大規模な近代化改装が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
2014年10月24日からは「セヴマシュ」の屋外ドックへ入渠しています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはセヴマシュ造船所の屋外ドックへ入渠した]
近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体していますが、この作業は2015年中に完了します。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する]
既にタービンエンジンの修理も始まっています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]
2015年5月末、ロシア海軍艦船建造管理部長ウラジーミル・アレクサンドロヴィチ・トリャピチニコフ氏は、「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装が2018年には終了すると述べました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年にロシア海軍への復帰を予定している]
そして今回、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督も、「アドミラル・ナヒーモフ」は2018年に復帰すると述べました。
「アドミラル・ナヒーモフ」復帰後、同型艦「ピョートル・ヴェリキー」も近代化改装されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は計画通り行なわれる]
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