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ロシア海軍は2021年までに多用途原潜ヤーセンを7隻保有する

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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より。
【ロシアは2021年に7隻の原子力潜水艦「ヤーセン」を有している】
2012年4月26日

ロシア国防省は、2021年までに、7隻の打撃原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」を受領する。
ロシア政府防衛産業委員会の情報提供者がイタル-タスに伝えた所によれば、新たに6隻が建造される潜水艦は騒音が減少し、強力なミサイル兵器を装備する。

情報提供者によると、同プロジェクト最初の原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は2012年に試験を完了し、海軍の編成に加入する。

2015年には、近代化され、騒音が減少したプロジェクト885M潜水艦のトップで2009年に起工された「カザン」の建造が完了する。

2021年までに、総額150億ルーブルのプロジェクト885M潜水艦は5隻が建造される。

プロジェクト「ヤーセン」潜水艦7隻の潜水艦の総費用は2000億ルーブルを超える。

情報提供者がイタル-タスに伝えた所によれば、1隻の原子力潜水艦プロジェクト885Mは、潜水艦プロジェクト955「ボレイ」の2.5倍の価値がある。

「プロジェクト885M潜水艦は、機動弾頭を有する射程距離1000kmの極超音速ミサイル、深海誘導魚雷、ロケット魚雷、その他の兵器、最新の電波電子機器、水中音響探知複合体、通信及び航海手段を装備します。
原子力潜水艦の騒音は、同類のロシアおよび外国の潜水艦よりも遥かに低くなっております」

代理人は述べた。

プロジェクト885多用途原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」サンクトペテルブルク機器製造局「マラヒート」により設計された。
同艦は1993年に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水した。
潜水艦の(水上)排水量は9500トン、全長120メートル、最大潜航深度600メートルである。
潜水艦の乗員は85名であり、水中速力32ノットを発揮できる。

原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」の魚雷発射管は、艦首に、より大型の水中音響探知アンテナを設置する為、中央区画に設置されている。
ミサイル兵器の垂直発射装置は8基が装備される。

プロジェクト「ヤーセン」潜水艦は、戦略核搭載艦を含む敵潜水艦、更には艦艇グループ、海軍基地、港湾及び他の敵目標を破壊する為に設計されている。

今年2月、国防省は、2011年から2020年の国家防衛発注の枠内において、10隻のプロジェクト885「ヤーセン」潜水艦を購入する計画を発表した。


P885

ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より。
【プロジェクト885「ヤーセン」】

最初に第4世代原子力潜水艦の構想が出たのは1977年の事であり、計画の正式なスタートは1985年でした。

プロジェクト885のトップ艦「セヴェロドヴィンスク」は1993年12月21日に起工されました。
この時には、トップ艦「セヴェロドヴィンスク」と同型艦6隻を建造する計画でした。
当初の計画では、「セヴェロドヴィンスク」は2000年にロシア海軍へ就役する筈でしたが、資金不足で建造は遅延し、現在の就役予定時期は2012年末です。
[ロシア新型多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2012年11~12月に就役する]


今年2月、ロシア連邦「2011-2020年の国家兵器プログラム」において、プロジェクト885多用途原子力潜水艦は8隻が調達されると報じられました。

[2011-2020年のロシア兵器プログラムにおけるロシア海軍の艦艇調達数]
[ロシア国防省は、戦略原潜ボレイ級8隻と多用途原潜ヤーセン級8隻を2020年までに調達する]


しかし今回の記事によると、2020年までの調達数は7隻に留まるようです。
むろん、2021年以降に追加調達される可能性は大いに有りますが。
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