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ロシア海軍戦略原潜部隊は常にアップグレードされている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年6月26日16時47分配信
【ロシア連邦海軍:戦略原子力潜水艦グループは常に更新され続ける】
モスクワ、6月26日-ロシア通信社ノーボスチ

北方並びにカムチャツカ戦略原子力潜水艦グループは常に更新され続ける。
ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は表明した。

以前、総司令官は、ロシア連邦が既に第5世代原子力潜水艦の開発作業を進めており、それはモジュール方式プラットフォームと兵装の統合、ロボット化複合体の存在において現在のものとは異なる事を指摘した。

「北方並びにカムチャツカの戦略原子力潜水艦グループは常に更新され続けます。
高度な必要条件に適合させる為、我々は、科学技術の進歩による迅速な開発を行ないます」
チルコフ
は表明した。

彼は、国内技術による独特の水中造船は、戦略核戦力の水中構成要素のポテンシャルの然るべき水準での維持を可能にすると付け加えた。


現在、ロシア海軍には3タイプ12隻の戦略原子力潜水艦(弾道ミサイル原子力潜水艦)が在籍しています。
(プロジェクト955「ボレイ」原子力水中ロケット巡洋艦、プロジェクト667BDRM「デリフィン」原子力戦略用途水中巡洋艦、プロジェクト667BFR「カリマール」原子力戦略用途水中巡洋艦)

★北方艦隊
[第31潜水艦師団]ガジエヴォ
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K-51「ヴェルホトゥリエ」(プロジェクト667BDRM、1984年12月29日就役)
K-84「エカテリンブルク」(プロジェクト667BDRM、1985年12月30日就役)
K-114「トゥーラ」(プロジェクト667BDRM、1987年10月30日就役)-2014年12月からセヴェロドヴィンスクで寿命延長改修工事中
K-117「ブリャンスク」(プロジェクト667BDRM、1988年9月30日就役)
K-18「カレリア」(プロジェクト667BDRM、1989年10月10日就役)
K-407「ノヴォモスコフスク」(プロジェクト667BDRM、1990年11月27日就役)
K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」(プロジェクト955、2013年1月10日就役)

★太平洋艦隊
[第25潜水艦師団]ヴィリュチンスク
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K-223「ポドリスク」(プロジェクト667BDR、1979年11月27日就役)
K-433「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」(プロジェクト667BDR、1980年12月15日就役)
K-44「リャザン」(プロジェクト667BDR、1982年9月17日就役)-現在、沿海地方ボリショイ・カーメニでオーバーホール中、2015年末に復帰予定
K-550「アレクサンドル・ネフスキー」(プロジェクト955、2013年12月23日就役)-現在は北方艦隊基地ガジエヴォに駐留、2015年にヴィリュチンスクへ回航予定
K-551「ウラジーミル・モノマーフ」(プロジェクト955、2014年12月19日就役)-現在は北方艦隊基地ガジエヴォに駐留、2016年にヴィリュチンスクへ回航予定


搭載する弾道ミサイルは、4タイプが運用されています。
R-29RKU-2:2006年軍備採用(プロジェクト667BDR)
R-29RMU2「シネーワ」:2007年7月軍備採用(プロジェクト667BDRM)
R-29RMU2.1「ライネル」:2014年4月軍備採用(プロジェクト667BDRM)
R-30「ブラヴァー」:2013年軍備採用(プロジェクト955)


この他、北方艦隊にはプロジェクト941重原子力戦略用途水中巡洋艦TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」が在籍しておりますが、既に戦略原潜としての任務を解かれ、各種試験などに使われています。
[ロシア海軍のタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイは白海へ出航した]

北方艦隊プロジェクト667BDRM戦略原潜6隻は、以前に寿命延長、弾道ミサイル更新などの第1次近代化改装を行なっており、一巡して現在は第2次近代化改修が進行中です。
[全てのデルタIV級戦略原潜は寿命を35年に延長する]
既に2隻(ヴェルホトゥリエ、エカテリンブルク)の第2次近代化改修は終了し、続いて3隻目(トゥーラ)に取り掛かっています。

太平洋艦隊プロジェクト667BDR戦略原潜3隻は667BDRMよりも古く、艦齢は30年を越えており、新世代戦略原潜プロジェクト955極東方面に回航されれば順次退役する事になります。
[ロシア海軍新世代戦略原潜ボレイ級は太平洋艦隊のデルタIII級を代替する]

ただし、現在オーバーホール中の「リャザン」は、今後しばらくの間は現役に留まるでしょう。
[ロシア海軍太平洋艦隊のデルタIII級戦略原潜リャザンのドック修理が始まった]

第4世代戦略原潜プロジェクト955シリーズは後続艦が建造中であり、現行の国家軍備プログラム(2011-2020年まで)において2020年頃までに計8隻の調達が計画されています。

[プロジェクト955A原子力水中ロケット巡洋艦]
「クニャージ・ウラジーミル」:2012年7月30日起工、2017年就役予定
「クニャージ・オレグ」:2014年7月27日起工、2018年就役予定
「ゲネラリーシムス・スヴォーロフ」:2014年12月26日起工、2019年就役予定
7番艦:2015年12月21日起工予定
8番艦:2016年起工予定


この8隻は、おそらくは北方艦隊太平洋艦隊へ半分ずつ配備される事になるでしょう。

今後の状況によっては、2020年代に更なる改良型が追加調達される可能性も有ります。
[ロシア海軍のボレイ級戦略原潜は2020年以降に更なる発展型が開発される]

「ボレイ」級の次の第5世代戦略原子力潜水艦の開発作業も既に始まっていますが、実際に建造が開始されるのは2030年以降になります。
[ロシア第5世代原子力潜水艦は2030年以降に建造される]
[ロシアは第5世代潜水艦の設計作業を始めている]
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