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ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mの生産準備は進められている

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『タス通信』より
2015年7月1日9時46分配信
【開発者:海洋高射複合体「パーンツィリ-M」は生産に入る】
サンクトペテルブルク、7月1日/タス通信

ロシア海軍の軍艦への装備の為に意図されている高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」のシリーズ生産が立ち上げられる。
タス通信は、海洋配置高射複合体の主要設計者であるシプノフ記念機器製造設計局アレクサンドル・ジュコーフより伝えられた。

「複合体のシリーズ生産が立ち上げられます」
対談者は、サンクトペテルブルク国際海軍サロン(IMDS-2015)において話した。

「パーンツィリ-M」シリーズは、どの艦の為に意図されているのかという点についてはジュコーフは明らかにしなかった。

以前、機器製造設計局の管理取締役ドミトリー・コノプレフは、海洋版「パーンツィリ」は一連の大型水上艦を近代化させると表明した。

また、ジュコーフによると、輸出ヴァージョン「パーンツィリ-ME」が開発され、国際市場へ進出する。

展示会における「パーンツィリ-M」は未だ雛型であり、初めてのデモンストレーションが行われた。
1つの戦闘モジュール複合体は、同時に4個の目標へ4基のミサイルを発射し、更に砲撃を行なう事が出来る。
単一弾薬モジュールは、艦の甲板下に格納される32基のミサイルから構成される。

艦載用に改正された「パーンツィリ」は、陸上複合体「パーンツィリ-S1」からのミサイル、更には、無人機の支援により誘導できる将来ミサイル「ヘルメス-K」を装備できる。
将来的に「パーンツィリ-M」複合体「コールチク」を代替しなければならない。


「パーンツィリ-S1」(SA-22グレイハウンド)は、ロシア最新高射ミサイル砲複合体です。



「パーンツィリ-S」は様々なヴァージョン(ロシア空挺軍、ロシア海軍、ロシア空軍、ロシア陸軍向け)が計画されています。
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ロシア海軍向けの艦載ヴァージョンも開発されています。
[パーンツィリ-Mは近い将来にロシア海軍へ採用される]
[ロシア海軍は2016年から高射複合体パーンツィリ-Mを受け取る]

今回の記事は、その「パーンツィリ-M」の生産準備が進められているという事です。

「パーンツィリ-M」は、早ければ2016年には1番艦が起工される新型汎用揚陸艦「プリボイ」級へ搭載されます。
[ロシア海軍の為の新型汎用揚陸艦プリボイ級が建造される]

この他、今後建造されるロシア海軍新型水上艦や、更には近代化改装される既存の水上戦闘艦にも搭載される事になります。

ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、2015年7月1日からサンクトペテルブルクで開催されている国際海洋兵器展示会IMDS-2015の会場において、プロジェクト1155大型対潜艦の近代化改装計画について触れていますが、近代化される1155にも搭載されるかもしれません。
[ロシア海軍のプロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)は近代化改装により新型有翼ミサイルを搭載する]

現在、セヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」造船所で大規模な近代化改装が行なわれているプロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」には、「パーンツィリ-M」では無く、高射ミサイル-砲複合体「コールチク-M」が搭載されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]
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