ロシア海軍の為の第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の予備設計作業は完了した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年7月1日14時11分配信
【ロシア連邦は嫌気性発電装置を有する潜水艦プロジェクト「カリーナ」を開発した】
サンクトペテルブルク、7月1日-ロシア通信社ノーボスチ
中央設計局「ルビーン」は、ロシア連邦国防省から発注された嫌気性(非大気依存)発電装置を有する非核動力潜水艦「カリーナ」型の予備設計を開発した。
水曜日、ロシア通信社ノーボスチは、「統合造船業営団」国家防衛発注局取締役アナトーリー・シレモフより伝えられた。
近年、中央設計局「ルビーン」は、嫌気性・非大気依存発電装置とリチウムイオンバッテリーの開発に従事している。
それは、浮上する事無く非核動力潜水艦の水中滞在持続期間を大幅に増加させる。
「2014年12月、中央設計局ルビーンは、ロシア国防省の戦術-技術的課題に沿った非大気依存発電装置とリチウムイオンバッテリーを有する将来非核動力潜水艦の予備設計実行の結果としての海軍のカリーナの科学研究作業を完了しました」
シレモフは話した。
ロシアの海洋工学中央設計局「ルビーン」は、通常動力潜水艦の為の新たな非大気依存発電装置(AIP機関)及びリチウムイオンバッテリーの開発を進めています。
[ロシア海軍の新世代潜水艦の為のAIP機関の試験は進んでいる]
[ロシアは潜水艦用のリチウムイオン電池の試験に成功した]
非大気依存発電装置は、今後建造されるロシア海軍の第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の標準装備となります。
[ロシア海軍第5世代AIP潜水艦カリーナ級1番艦は2017年に起工される]
第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の要目などは一切明らかにされていませんが、今回、「統合造船業営団」国家防衛発注局取締役アナトーリー・シレモフ氏は、「カリーナ」級の予備設計案が昨年12月に出来上がっている事を明らかにしました。
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